2015年3月29日日曜日

観桜

のんびり構えてたら,もう満開だとか.
で,桜を見に.
 清澄庭園のそばのお寺.
 清澄庭園は静謐に包まれて.
 見頃となってました.
 その後仙台堀川へ.
確かヨーガンレールの本社.
 桜の回廊
 満開に近いのに,花見客はほとんどいない.みんな「見頃は来週」と思ってるのかな.
 大好きな看板建築群.
こんな綺麗に改装しているところもあります.
もうすぐ消えそうな建物群なので,機会があるごとに記録してます.

2015年3月25日水曜日

マノン・レスコー☆☆☆

2015年3月21日 マノン・レスコー☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

マノン・・・・・・・・・スヴェトラ・ヴァレッシレヴァ
デグリュー・・・・・・・グスターヴォ・ポルタ
レスコー・・・・・・・・ダリボール・イェニス
ジェントロ・・・・・・・妻屋秀和
指揮・・・・・・・・・・ピエール・ジョルジョ・モランディ
演奏・・・・・・・・・・東京交響楽団

震災でキャンセルになったプロダクション.そっくりそのままでの初演.でも,ベルリン・ドイツ・オペラからのレンタルだから,たぶん再演はないわね.
シンプルな装置と白塗りロココな衣装と化粧,とても良く出来ていると思います.
一幕二幕は,とにかく退屈.二幕のマノンのアリアは,かつて出光のCMに使われていて,黛敏郎が「題名のない音楽会(提供出光)」で「最も効果的なCM音楽」と自画自賛した名曲,あれは確かに綺麗だと思います.しかし,あのCMは映像が良かったから.(もう一つ,同じ頃に放映されたサントリーのアラベラも良かった.)
主役二人は声もよく出ていたから,ほぼ二人きりの三幕四幕は盛り上がりました.マノン,高音が金切り声気味に割れるのですが,あたくしはそういうタイプの声が好きなので.

into the woods ☆☆☆

2015年3月20日 Into the Woods ☆☆☆

日本初演も,その後に再演も見ているのだけど,ちょっと違うような.
毒がないのよ毒が.
ミュージカル版は毒がいっぱいで面白かったのに.なにか,お涙頂戴物語になってる.ま,所詮デズニーだからしようがないか.

2015年3月19日木曜日

博士と彼女のセオリー☆☆☆☆

2015年3月19日 博士と彼女のセオリー☆☆☆☆

ご存知ホーキング博士の伝記映画です.主演のエディ・レッドメイン,熱演です.
ま,そこそこ順調に学生生活を送り,ジェーンと知り合い,発病.後2年と言われながらもジェーンと結婚,子供もでき,症状は進み,業績は上がり,それなりに幸せに暮らします.協会関係で知り合った「妻を亡くした男寡」ジョナサンが手助けをしてくれて頼りになるも,周囲からの不倫疑惑でジョナサンは去っていく.
肺炎を起こして人事不省に陥ったスティーブンは気管切開を受け,声を失う.スペルボードでの会話を練習するために,陽気な看護師エレインが派遣される.
ジェーンを開放し,エレインとアメリカへ旅立つスティーブン.
ジェーンもジョナサンと新しい生活を始める.
ホーキングセンセが離婚した時「なんでまた糟糠の妻を」と思いましたが,決して「新しい女に目移りした」とかではなく,ジェーンに幸せを与えるためだったのよね.
センセはその後エレインとも離婚したけど,これも「もういいよ」だったのでは?
とてもよい映画なのだけど,時間軸がわかりづらいの.ファッションが変わるわけでも,主人公が老けこむわけでもなく,センセの症状だけで時代を把握しろって言っても.
声を失ったセンセが「発声装置」で声を回復した時に,ジェーンが「な,なんでアメリカ人?」わかります.あたくしもあのアメリカ訛りは物凄く耳に障ったから.

2015年3月18日水曜日

美術館めぐり

千葉県の佐倉市に,興味深い博物館が2つある.DIC川村記念美術館と国立歴史民俗博物館(歴博)です.歴博は開館当時,外房へ泳ぎに行った帰りに寄った覚えがあります.特に感想はなかった.川村美術館は「バブルの底力」な建物と,広大な自然散策路のある庭が有名です.どちらも都内からは遠いし・・・・と思っていたら,たまたま見たい展覧会が重なったので行ってきました.
佐倉までは京成の急行ならそんなにかからない.川村美術館へは,休日なら30分おきに京成佐倉の駅から送迎バスが出ている.帰りのバスに「歴博経由」がある.歴博は京成佐倉の駅まで歩いても15分.
で,行ってきました.川村美術館は「スサノオの到来」歴博は「大偽物博覧会」面白
そう!!

ご覧の通り佐倉駅前の送迎バス乗り場.ほぼ満席で出発しました.
JR佐倉駅を経由し,
QVCの配送センターを通って.
約20分のバスの旅,運転は極めて荒く,都内の路線バスならクレームものです.
バスを降りて雑木林の間を徒歩5分.
カタクリが咲いてます.

美術館入口前には,怪しげな現代アートのオブジェが.
さて,「スサノオの到来」は「美術館」というより「博物館」な内容でした.スサノオの伝説を遺跡からの発掘品,書画,オブジェ,インスタレーションで表現しています.非常に楽しい内容でした.平田篤胤,南方熊楠,折口信夫などの関連も.
ちなみに,南方熊楠,江戸川乱歩,稲垣足穂が日本三大同性愛研究家でしょうか?
ま,折口信夫もホモですが.
美術館前の池です.
続いて歴史民俗博物館へ.川村美術館12時50分発の送迎バスは歴博経由です.
やっている企画展はこれ.

と言っても,贋作もあれば学術用のレプリカ,秀作としての模写もある.ある物は博物館に飾られ,ある物は古物商の物置に,またある物は贋作と知りながらも大店に飾られていたり.
蓄音機のデモンストレーション(著作権の概念がないこの時代,録音はほとんど無断「パクリ」でした.)で「音聞いてみますか?」すみません,あたくしリアルに蓄音機を知る最後の世代なので.
さて,この博物館,開館当時は特に感動もなかったのですが,今回はあまりにも面白くて徹底的に回りました.自分が歳を取って色々なことを経験し,自分の国の歴史にも興味を持ち,その文化にも触れるようになると,こういった知的欲求を満たしてくれるこの博物館はかなり面白いです.上記のように京成線を使えばそんなに遠くありません.
 常設展も内容は濃いです.
 和宮様がお持ちになった雛人形.宮様は人形よりも位が上なので,地べたに並べて鑑賞したそうです.
 ここまで来ると記憶にある.昔浅草の東京ガスの施設にこう言う展示がありました
あたくしの時代,給食はこう言う感じでした.不味いものの代名詞でした.

自分が年をとって,色々な経験を積んで,自国の文化に興味を持つようになってから訪れたら,余りの面白さに3時間ほど滞在してしまいました.


イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 ☆☆☆☆

2015年3月18日イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密☆☆☆☆

とても良く出来た作品だけど,チョコレート・ドーナッツと同じで,いやーな終り方をするので.
現在のコンピューターの祖とも言える天才数学者アラン・チューニング,ドイツの暗号「エニグマ」解読の特命を帯びて,仕事に励む.様々な邪魔や横槍を躱しながらも何とか完成.しかし,連合軍は「エニグマが解読されたことがバレると,ドイツ軍は次の暗号を作る」と,ある程度の犠牲を払いながらドイツ軍を駆逐する.
後に自宅に空き巣が入るが,それが,しばらく前に購入した男娼(poofter,この単語英国でも使うのね)が犯人であることから逮捕され,科学的去勢の(おそらく副作用)でたぶん自殺.2013年エリザベス二世女王はチューリングに恩赦を出した.
パブリックスクール時代,最愛の同級生が,突然病死して,校長に呼び出され「君は彼と仲が良かっただろう?」と聞かれても「特に仲良くは」死んだと聞かされても「よくわかりません」この時彼は心に鍵をかけたのね.その最愛の人の名,クリストファーをエニグマ解読機の名前にしていた.
それ以後のチューニングはほとんどコミュ傷.何人かに「実は同性愛者なんだ」とカムアウトするも「知ってた」とか「だと思った」
英国が同性愛に厳しかったのは,あまりにも多かったから,しかも社会の上層部にだという話もある.作曲家のブリテンが叙爵されなかったのも,パートナーのピアーズとのことが原因と言われているし,ブリテンが死んだらすぐにピアーズは叙爵された.
ま,オスカー・ワイルドもぶち込まれてますしね.
映画の中で解読機クリストファーのことを「賢いsmart」と表現してます.もちろんsmartには「賢い,格好良い」の2つの意味がありますが「英語では外見を表す単語」と習っていたので違和感を感じましたが,脚本はアメリカ人だし,エンドクレジットもアメリカ式だったので,ま,いいか.

2015年3月17日火曜日

ソロモンの偽証 前編 事件

2015年3月17日 ソロモンの偽証前編 事件 ☆☆☆☆

解決は後編におまかせなのに,グイグイ引っ張る.楽しめました.
事故か,他殺か,自殺か分からず死んだ柏木くん.柏木くんの死は「殺人」とする告発状.誰も納得しないなか,警察は「自殺」と断定.
同級生の藤野さんは自分たちで裁判を開こうとする.
で・・・・続く.
1990年代の話ですから職員室でタバコ吸いながら会議とか,中学生がタバコ吸うとかも,有りです.
後編が楽しみです.神原くんがキレイです.'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ

2015年3月14日土曜日

はとバスの旅 東京ドイツ村

2015年3月11日 はとバスの旅

あたくしは,はとバスの旅が好きです.お手軽で無駄のないコース,個人では設定しにくいコースが簡単に選べる.季節毎にコースも豊富.で,東京ドイツ村のイルミネーションがキレイという話を聞いた.でも,東京ドイツ村こそ,車がなければいけない所.はとバスのコースを探していたら「浜焼食べ放題,マザー牧場,ドイツ村」と言う最適のコースが見つかったので早速申し込み.
当日は浜松町のバスターミナル出発.

首都高で,御台場,湾岸線,アクアラインを通って「うみほたる」まで.

スカイツリーが見えます.
トイレも景色が最高.
続いて浜焼へ.

 牡蛎やらサザエやらホンビノスガイやら,エビやら,食いまくりました.
 食った食った.
続いてマザー牧場へ
 菜の花が見頃
 オオイヌノフグリ
ニホン水仙
風が強い日でしたが,観覧車にも.なんか大地震みたい.
 マーラ
 カピバラ
 アルダブラゾウガメ
お約束のソフトクリーム.
さて,東京ドイツ村.正直申し上げて,どこが「東京」ですか?どこが「ドイツ」ですか?なのですが,暗くなると始まるイルミネーションはきれいでした.



やはり観覧車で.
ご覧のように,イルミネーションはとても優秀です.わざわざ見に行く価値はあります.
でもね,売店で売っているのが「豚まん」と「甘酒」とかどこが「ドイツ村?」それらしき音楽はかかってたけど「ドイツじゃなくてバイエルンだろ?」でした.
イルミネーションは来月頭で終わりだそうです.また来シーズンのお楽しみ.
さて,房総半島でもIngressしましたが,数少ないポータル,ローソンだったりしますが,田舎のコンビニは駐車場が広くて,その奥に店舗があることが多いので,バスの中からhackすることは殆どできませんでした.でもそんな中活躍しているエージェント達,皆さん高レベル何ですよね.


2015年3月8日日曜日

演出?仕込み?ヤラセ?

某「ビフォー・アフター」とかいう番組で,匠とユージとか言うタレントがドイツのお宅をリフォームする旅に出かけた.
匠は日本語オンリー,ユージはその出自からも,英語はそこそここなす,しかしドイツ語は出来ない.
で,テレビ局は考えた「ドイツ語分からない珍道中」.DB(ドイツ国鉄)の券売機で右往左往.
あのね,DBの券売機,一番最初に押すボタンは「言語を選ぶ」なのよ.そこで「英語」を押せば何のトラブルもなく発券出来たはず.
そこを無視して,敢えて「ドイツ語」を押させたのかしら?仕込み?ヤラセ?それともクルーが無知蒙昧?
Zap
某「旅サラダ」とか言う番組,海外旅行の女子レポーターの質が悪いので有名.何かというと「キャー,ヒャー」と悲鳴を上げて,廻りの観光客から冷たい視線で見られたり,ピザを手掴みで食う野蛮人とか.この間は,アメリカで,初対面の人にすべて「Hi」と挨拶する馬鹿女が出てた.バーとかクラブならともかく,「観光案内所の人」とか「ホテルのレセプション」で「Hi」は日本語なら「おっす!」ぐらいの無礼さ.友人相手ならOKだけど.仕込み?やらせ?それともそのお姉ちゃんやクルーが無知蒙昧?
そういえば昔「ウルルン」とかいう番組でもイタリアのアグロツーリズモのホテルで,チェックインするお客様に「Ciao」と言う馬鹿女がいて,オーナーに「お客様にCiaoと言ってはいけない」ときつく注意されてたけど,「旅サラダ」では誰も注意していないのよね.ま,恥かくのは本人とテレビ朝鮮日報なんだけど.
え?まあ,毎回抗議のメールは送ってるクレーマーなんですけど.

2015年3月7日土曜日

マンモスが渡った橋 於 茨城県自然博物館

この博物館に来るのは二度目かしら?なかなかよい展示をするし,施設も立派.お勧めなのですが,何しろアクセスが・・・・・車がないと難しいのですが.
で,電車で行くには二通りがあります
  1. 関東鉄道・つくばエクスプレス守谷駅下車
    関東鉄道バス 岩井バスターミナル行き 約30分 スイカ・パスモ不可
    自然博物館入り口下車 徒歩8分 
  2. 東武アーパー線(野田線)愛宕駅下車
    茨城急行バス 岩井車庫行き 約20分 スイカ・パスモ可
    自然博物館入り口下車 徒歩15分
で,「茨城県自然博物館」なので1を選択しそうだけど,ダメです.
このバスは一日に3本しかありません.一方千葉県側から行く2のコース,バスはほぼ一時間に1本あります.また,1と2の「自然博物館入り口」は全く別の場所にあります.どちらのバス停からも博物館の案内板や交通標識があるし,一本道なので迷うことは無いと思います.
あたくしは今回,1で行って2で帰るコースを取りました.
バスを降りて歩くと・・・・・人がいない,車も殆ど通らない.
下の写真のような立派な建物なんですけどね.


 立派な建物だし,常設展示も凄く充実しています.
あたくしは博物館,美術館めぐりも趣味にしているので,点数甘くありませんが,この博物館は関東でも屈指の出来だと思ってます.
「茨城の水棲動物」水族館コーナーも有ります.
移入種コーナーに青魚やブルーギルもいました.青魚は利根川水系にわずかに定着し,2メートル近い固体が偶に釣り上げられていますが,釣り人はだいたい,抱きついて写真を撮り,リリースするようです.
博物館のまわりは菅生沼と,その回りの湿地帯.野鳥が多く観測されるところです.遊歩道やバードウォッチングなどお子様連れに最適です.
天気が良ければ最高だったのに.
さて,帰りはもうひとつのバス停へ.約一キロありますから,博物館のサイトに有るように「10分」では着きません.しかもこの950mはたぶん正門までで,博物館の建物はさらに500mほど奥です.

田舎のバスは時間通り来るのかな?と思ったのですが,若干早めに来て,停留所で時間調整して出発しました.約20分で愛宕駅に.愛宕駅にはバスターミナルはありません.道路の停留所で発着です.お気をつけて.
なんと,アーパー線に新型車両が.
ということで,都内からも日帰りは何とか可能な距離です.展示内容は素晴らしいです.「車持ってないから」「遠いから」と言わずに一度行ってみることをお勧めします.