2019年6月23日日曜日

台湾フェス

2019年6月23日 台湾フェス

やってるんですよ,台湾フェス.
その前にお昼御飯.
いつも言うけど,あたくし,お酒とアスター麺があれば,他の食い物要りません.
で,上野公園で開催された「台湾フェス」食い物飲み物は大行列なのでパスしましたが,まるで夜市のような「台湾の香り」は堪能できました.

アラジン☆☆☆☆☆

2019年6月22日 アラジン☆☆☆☆☆ 於新国立劇場オペラパレス

アラジン・・・・・・・・・・福田圭吾
プリンセス・・・・・・・・・池田理沙子
ジーン・・・・・・・・・・・速水渉悟
マグリブ人・・・・・・・・・菅野英男
エメラルド・・・・・・・・・小柴富久修
ルビー・・・・・・・・・・・井澤 駿
指揮・・・・・・・・・・・・冨田実里
演奏・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

このプロダクションは初演以来何度も見ていていつも楽しんでいるけど,今回は特に面白かった.
結構前の席だったので,ヲカマ的には市場のシーンで,ダンサーはタイツを履いてないから,スネ毛まで見えるし,洞窟のディベルティスマンではエメラルドの小柴くんが「無駄にくっきり割れている腹筋」を見せつけてくれる.ジーンも,もちろんメイクしているけど,可愛い顔なのに結構ムキムキで(男性向に説明すると,童顔で巨乳かしら)
そして,音楽的にも一番好きなルビーのPDDは,なんと井澤くんの御姿が. ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ.
福田くんは「かっとび系」の踊りが得意で,バレエ団の中でも「踊れるほう」だと思いますが,体格が小さいので,イマイチ主役クラスには難しかったような.でも今回池田さんという体格の合うパートナーと組めたのは今後に期待できると思います.
ロイヤル雑技団にいた熊川テディも,バレエ団の中では低身長でしたが,ヴィヴィアナ・デュランテという体格の似たプリンシパルがいたから,数々の主役を踊れたわけだし.(もっともブロンズアイドルなんかは「テディじゃなきゃ」だったけど.
一部誤解している奥様方もいるようですが,本来の「アラジン」は「華僑」の設定で,ヨーロッパでは「アラジン」というと中国のイメージです.
アメリカだけはディズニーの「ホワイトウォッシュ」でアラブ人になっているらしいです.
だから獅子舞やドラゴンダンスも出てくる.最後のジーンが開放される場面は涙が出ます.
今日もオペラシティの築地食堂源ちゃんでサバの味噌煮定食.
個人的にサバの味噌煮は好きではない(サバは大好き)けど,この味噌煮は美味しかった,しかも一人前に半身が2つ.レモンサワーと一緒に.
続いてHubでジントニックのジャンボ.
ホワイエでスプマンテ.
幕間には赤ワイン.
あたくし大丈夫かしら?

2019年6月17日月曜日

町田くんの世界☆☆☆☆

2019年6月17日 町田くんの世界☆☆☆☆

所詮は少女漫画原作のファンタジーです.でも,嫌味がないの.町田くんがかわいいの.
前田のあっちゃんも高畑充希もいい意味で「やーな女」をうまく演じてたし.
三十路になろうというのに岩ちゃんもきれいだし.
名作とかではないけど,楽しめる作品でした.

2019年6月16日日曜日

マンモス展☆☆☆☆☆

2019年6月16日 マンモス展☆☆☆☆☆ 於 日本科学未来館

温暖化により,ロシア連邦サハ共和国の永久凍土からは.数多くのマンモスや哺乳動物の遺体が発掘されています.
殆どは氷河期のクレバスに落ちて死んだものと考えられています.
そして今回展示されている標本の殆どは,発見されたサハ共和国では見られません.なぜなら「凍結保存」が必要で,その温度で展示できる施設はサハ共和国にはありません.現地では博物館の冷凍保管庫にひっそり保管されているのです.
日本だからこそ,−20℃の展示スペースを作ることができる日本科学未来館だからこそできる展示です.
ま,それなりに面白いです.
あたくしは,マンモスはその形態などから「アジア象」に近いものと考えていましたが,今回初公開された「マンモスの鼻」の冷凍標本を見ると(鼻は他の動物の餌になりやすかったり,腐敗しやすいので,残ることが少ないらしい)アフリカ象の特徴をも持っていたのです.
見ごたえのある展示です.11月までほぼ半年やってますのでぜひご覧あれ.
その後,常設展も見ましたが,霧箱の前なら3時間は過ごせるあたくしでした.
知人が高エネルギー物理学を学んでいたのでKEK(当時はTristanと呼ばれてました)もCERNも行きました.
今日は天気が良いのに視界がよく,高いところで景色が見たいと思いました.
そう,科学未来館のそば,ゆりかもめの「テレコムセンター駅」前のビルの20階にある「ミナトリエ」,ほとんど360度の景色が見られます.
東京タワーとスカイツリーが同時に見られます.
こちらは丹沢方面です.
真ん中は房総半島の山,手前は中央防波堤裏,右は羽田空港.

2019年6月15日土曜日

ヘンゼルとグレーテル☆☆☆☆☆

2019年6月15日 ヘンゼルとグレーテル☆☆☆☆ 於 日生劇場

ヘンゼル・・・・・・・・郷家 暁子
グレーテル・・・・・・・小林沙羅
父・・・・・・・・・・・池田真己
母・・・・・・・・・・・藤井麻美
魔女・・・・・・・・・・角田和弘
サンドマン他・・・・・・宮地江奈
指揮・・・・・・・・・・角田鋼亮
演奏・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団

10年前,やはり同じ日生劇場で,ブレーメンと共同制作とかいう「ヘンゼルとグレーテル」を見たのだけど,これが,当時のメトのプロダクションの焼き直しというか,当時の流行りの被り物を使った面白くないものだったから,しばらく遠慮していたら,次の2013年からこのプロダクションに変わったみたい.大成功じゃない.
演出が広崎うらんということで変なダンスになってないかと不安もあったのだけど,全くの思い過ごし.
後期ロマン派最大,世紀の一発屋,エンゲルベルト・フンパーディンクのこの作品,あたくしは胆は「パントマイム」と思ってます.
嘗てのメトの(フリッカとブレゲンが主演)天使が舞い降りるシーンが美しかった.最も心に残っているのは2007年に撮影されたデッサウのアンハルト劇場のフェルゼンシュタイン演出.ネットに映像が残ってないのだけど,LED照明のついた階段が出てきて,世界各国の衣装を着けた子どもたちが14人降りてくる,戦闘は着物姿の女の子.それだけで涙が出る.
で,今回の演出,序曲とともに幕が上がり,サンドマンとおばけたち(千と千尋の神隠しテイスト)がうろうろ.あらーと思ったけど始まれば極普通の演出.
妙なところにワイヤーが有るけど,照明なのかしら?マイクなのかしら?
で,美しい「夕べの祈り」の後,出てきましたよおばけが.あらーそう来るか?と思ったけど,おばけはいつの間にか美しい天使に変身,子どもたちを見守ります.
要は半裸の男子が見られたからなんだけど.泣きそうになりましたよ.
終幕,奥からせり上がるお菓子の家.さて,魔女は男子が演じるのはデッサウと同じ.ワイヤーはこの魔女が箒に乗って宙乗り(人形)するためのものでした.
最後開放された子どもたちの踊りと歌も可愛かった.最後の歌に涙が止まりませんでした.
日本語訳も不自然ではなかったし,観客の子どもたちが大喜びしてた.
でね,このプロダクション,新国で買い取って地方公演に使ったら良いと思うの.
欧米では「ヘンゼル」や「魔笛」を子供向けに作って「次世代の観客」を作ることを普通にやってるし,劇団四季も同じ.新国も観客の高齢化が問題なのだから,新世代の観客勧誘をしなければ.
現在はそういう役目は東欧の歌劇場がやってるけど,チェコやハンガリーの劇場に「トスカ」だの「トゥーランドット」だのやってほしくない.せっかく来るなら「売られた花嫁」とか「利口な女狐の物語」とかやってほしい.でもこういう作品は一般受けしないから.ヘンゼルのような作品を日本語上演すれば興味を持つ人は多いと思う.

2019年6月14日金曜日

犬と猫展☆☆☆☆☆

犬と猫展☆☆☆☆☆ 於 六町ミュージアムフローラ

つくばエクスプレス六町駅から徒歩5分,住宅街にぽつんとある小さな美術館.個人コレクションを元に,足立区では最も欠けている「教育美術館」を目指して作ったという六町ミュージアムフローラ.
建物自体もとても素敵です.
有るのは知ってましたが,応挙や藤田の書いた犬の絵が見られると知って遥々で欠けました.
もちろん面白かったのですが,所蔵の絵画が,天心あり,若冲あり,深水あり,ローランサンありと見ごたえがありました.
入場料たったの300円.
二階はテラス席も有る自由スペースになっていて,セルフのコーヒーマシンでコーヒーなどが無料でいただけます.
かつては陸の孤島,六町界隈はまだまだ田畑も残る「東京の田舎」ですが,つくばエクスプレスの開通以来マンションの建築が相次,この周りもすぐにタワーマンションで囲まれるのでは?

2019年6月11日火曜日

エリカ38☆☆☆☆

2019年6月11日 エリカ38☆☆☆☆

投資詐欺で集めたお金を持ってタイに高飛びした女詐欺師のお話.つい最近あった実話が元になっているらしい.亡くなった樹木希林が,浅田美代子のために企画したとか.
尺も短く店舗もよいのだけど,最後迄正体不明の人物も多く,疑問も.
で,スタンダード,抑えたカラーと作りがドキュメンタリーっぽいと思ったら,やっぱりドキュメンタリー出身の監督さんでした.
エリカ38才と自称してホストクラブやタイで若い男囲ってたけど,結局は60過ぎのババアとバレていたし,タイの男は買ってもらった大邸宅に本物の恋人を呼び寄せる始末.
実際には現地で日本人相手に詐欺を働いたらしいけど.
投資詐欺とかねずみ講って「仕掛けるやつも被害者も毎回同じ」らしいけど,胡散臭い投資話に引っかかるようなオツムの弱い人は「借金してまで投資しないこと」ですね.

2019年6月10日月曜日

最近食べたもの

最近のお気に入り
オペラシティに有る,築地食堂源ちゃん.魚主体の定食が豊富で,ポーションも御飯いらないぐらい多く,なおかつ美味しい.
まずはあら煮定食.美味しい.
つづいて,ブリ大根定食.大きなブリの切り身が4つ
どの定食も1000円程度です.
続いて日本橋のカヘで食べたデナー
ラタトゥイユで始めて.
メインは鶏のコンフィ.でかい.
デセールはババ
神戸の定食屋さんで.
福島の駅で.駅近くにはチェーン店ぐらいしかなくて,地元の美味しいものはいただけませんでした.
築地食堂源ちゃんの汐留店でお酒を.
炙り〆さばが美味しかった.

2019年6月9日日曜日

蝶々夫人☆☆☆☆

2019年6月9日 蝶々夫人☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

蝶々夫人・・・・・・・・佐藤康子
ピンカートン・・・・・・スティーヴン・コステロ
シャープレス・・・・・・須藤慎吾
スズキ・・・・・・・・・山下牧子
ヤマドリ・・・・・・・・星野 淳
指揮・・・・・・・・・・ドナート・レンツェッティ
演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

このプロダクション,最初から嫌いでした.
下足で畳に上がる日本人たち.褄を取ってる女性達,お掛いどりで登場する蝶々さん,花嫁でもないのに角隠し姿のババアたち.
どう見ても「日本のことをよく知らない外国人が演出したチヨチヨサン」
でもなれてくるとよくできた演出とわかるし,歌手によっては感動できることも.
今日の蝶々さんは高音に難有りで高い音は通らなかったけど,演技という意味では見事でした.一番泣けたのは,蝶々さんの子供を抱いたシャープレスが,子供の名前を聞いた時「名前は「不幸」父親に会えれば「希望」と聞くと,子供をヒシと抱きしめる時.
また,この子役がうまいのよ.あと,スズキも見事だった.
キャスト表を見ていなかったけど,ヤマドリがやけに格好いいと思ったら,やっぱり星野淳だったわ.

リーズの結婚☆☆☆☆

2019年6月8日 牧阿佐美バレヱ団 リーズの結婚☆☆☆☆ 於 文京シビックホール大ホール
リーズ・・・・・・・・青山季可
コラス・・・・・・・・清瀧千晴
シモーヌ・・・・・・・保坂・アントン・慶
アラン・・・・・・・・細野 生
指揮・・・・・・・・・ヴォルフガング・ハインツ
演奏・・・・・・・・・東京オーケストラMIRAI

何度見ても楽しい作品.今回も楽しかった.位置幕のリボンのPDDで,リボンが絡んだのが残念だったけど,後は無難にこなしていた.残念なのは,主役二人に華がないこと.
ま,王子様や王女様のお話じゃないから,華は特に必要じゃないけど,踊りに華が無いの.リボンもそうだけど,二幕のファニー・エルスラーのPDD,見事にこなしているけど,ロイヤル雑技団みたいに「うぁ〜」感がないのよ.
でも,流石に何度も繰り返し上演されているだけあって,不安要素の少ない名演でした.
指揮者はバレエの経験豊富なので,見事に当てててるし,正体不詳のオケも見事に鳴らしていました.どこぞのバレエ団で音程外しているオケよりはずーーーっと良い音出してました.

2019年6月5日水曜日

六月大歌舞伎 月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)

2019年6月4日 六月大歌舞伎 月光露針路日本☆☆☆☆☆ 於 歌舞伎座

大黒屋光太夫・・・・・・・・・幸四郎
庄蔵・エカテリーナ二世・・・・猿之助
新蔵「・・・・・・・・・・・・愛之助
口上・・・・・・・・・・・・・松也

そう,北槎聞略やおろしや国酔夢譚で有名な大黒屋光太夫の話を,みなもと太郎原作の漫画を元に,三谷幸喜が作・演出した作品,面白くないわけがない.
ストーリーはそのままに,彼方此方に笑いを仕込んでとても楽しめる,そして感動できる作品になっています.
幸四郎,猿之助はもちろん,与惚松 を演じた種之助くんが良かった.染五郎くんはとにかく美しい.八嶋智人に散々いじられていた.
歌舞伎なのに洋装が多く,セリフも現代文.
光太夫や漂流民の話はいろいろ読んでいたから帰れるとわかっていてもハラハラ・ドキドキ.
三谷幸喜は文楽「其礼成心中」でも素晴らしい床本と演出していた,再演もされた.この作品も後何回か見たいな!

2019年6月1日土曜日

プチリゾート

セミリタイアして,金と時間は持て余しているので,都内のホテルの,いつもよりちょっといい部屋を予約,お気に入りのお取り寄せ男子と,ずっこんばっこん,楽しいひと時を.



朝食のビュッフェが素晴らしいホテルです.

ゴジラ キング オブ モンスターズ☆☆☆

2019年5月31日 ゴジラ キング オブ モンスターズ☆☆☆

んーーーーー,日本の平成ゴジラが面白くなくなってきたのと同じような展開かな?
あとは,アメリカ映画独特の「自分の家族が一番,他人を殺しても家族を守る」鬱陶しい「家族愛」の物語が面倒くさい.
IMAX 3Dで見たのですが浮かび上がったのは字幕だけというお粗末さ.
ゴジラとキングギドラが戦ってる足元で子供を探すバカ夫婦.キングギドラからしたら,ダニぐらいの大きさなのになぜか見つかって襲われる不自然さ.
芹沢センセと古関裕而,伊福部昭に対する尊敬の念は十分通じるけど(ゴジラのテーマやモスラの歌を引用した音楽が流れる)
最後にキングとなったゴジラに怪獣たちが跪くなんてのは,ちゃんちゃらおかしいです.