2014年7月19日 ルドルフ・シュタイナー展 天使の国☆☆☆☆ 於 ワタリウム美術館
ワタリウム美術館というのは,本当に興味深い展示をしてくれます.ヘンリー・ダーガーを初めて紹介したのもワタリウムでしたし,シュタイナーも何度も展示しています.
この展覧会のことを知ったのはつい最近で,7月13日までと聞いてたのですが,慌ててワタリウムのサイトを見てみると「好評につき8月23日まで会期延長」とあるじゃないですか.
で,行ってきました.あたくしは,むしろシュタイナーの思想には反対なのですが.
今回の展示は,あくまでもデザイナー,建築家としてのシュタイナーであって,教育家,思想家としてのシュタイナーは強調してません.
さて,この展示は「日瑞国交樹立150年記念」なんですが,なんでオーストリアのシュタイナーがスイス?ですが,ナチにより第一ゲーテアヌムが炎上した後,第二ゲーテアヌムはスイス,バーゼル郊外のドルナッハに作られているんですね.
で,展示そのものは,シュタイナーが黒板に書いた図画や宝飾品のデザインなど,それなりに面白かったですが,シュタイナーは「シュタイナー教育」だの「バイオダイナミック農法」だの,ほぼ全てが「机上の空論」で,実際に自分で実行したことがほとんど無い「舌先三寸男」ですからね.また,それを引き継いでいる連中がどうしょうもないですから.バイオダイナミック農法のワイン?おフランス当たりに良くありますよね?おフランス語では「ビオデュナミ」ですけど.シュタイナーは「アルコール飲料を否定」してますから,ビオデュナミのワインなんかあり得ないんですけど.
あ,シュタイナー教育を受けた斉藤工((;´Д`)ハァハァ)の子供時代のノートが展示してありました.
「千と千尋の神隠し」テーマ曲で使われた「竪琴」ライヤーも併設のミュージアムショップ,オン・サンデイズにありました.これってシュタイナー教育で使われる楽器なんですよね.
0 件のコメント:
コメントを投稿