2016年11月21日月曜日

ラ・ボエーム☆☆☆☆

2016年11月20日 ラ・ボエーム☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

ミミ・・・・・・・・・・・アウレリア・フローリアン
ロドルフォ・・・・・・・・ジャンルーカ・テッラノーヴィ
マルチェロ・・・・・・・・ファビオ・マリア・カピタヌッチ
ムゼッタ・・・・・・・・・石橋栄実
指揮・・・・・・・・・・・パオロ・アリヴァベーニ
演奏・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

まー,なんと安心して見られるプロダクションでしょう.まー,主役4人がとても良い声で歌っています.というわけで十分楽しめましたが「感動」というわけでは.
さて,今回もバックステージツアーに当選.
今回は始めに二階客席へ,ここで舞台上のボエームの装置が片付けられ,床屋の装置が組まれるところを見学.
すでにボエームの装置は片付いてましたが,カルフール閉店時に払い下げられた買い物用トロリーを並べて,その上に幕を下ろして巻取格納.続いて迫りを一つづつ上げてボエーム公演中に振らせた雪のお掃除,,続いて迫りを下げてお掃除,それから舞台上へ.
今回は面白い話がたくさん聞けました.

  • 舞台上のモニターは全てブラウン管.デジタルはタイムラグが有るので使えない
  • 装置の設計のときには「格納するときにコンテナいくつ」まで契約に入っている
  • ロウソクは殆んど電気
  • ボエームのアパルトマンが八百屋なのは「死を迎える寝たままのミミ」が楽に指揮者が見えるように.
  • ワルキューレの最後の火はプロジェクションではなく,LEDテレビの原理.ヘルシンキでは火を使った.
  • 欧米の裏方さんは分業がはっきりしているので,上手担当が下手をヘルプすることはありえないけど,日本は普通に助ける.そういうところが歌手に好まれるのだろう.
  • ハンナ・シュヴァルツの代演は本当に助かった.さすがは大歌手
その他色々教えて下さいました.感謝.

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