2017年12月26日 キエフ・バレエ150周年ガラ☆☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール
第一部
タラス・ブーリバ序曲
リレーヤより
リレーヤ・・・・・・・エレーナ・フィリピエワ
ステファン・・・・・・デニス・ニェダク
スパルタカスより
フィガロの結婚より
瀕死の白鳥
エレーナ・フィリピエワ
ゴパック(ドナウ湖畔のザポロッツ人より)
第二部
森の詩
ラ・フィーユ・マルガルデ 木靴の踊り
ロミオとジュリエットより バルコニーの場
ポロヴェッツ人の踊り(イーゴリ公より)
指揮
ヴィクトル・オリニク
ミコラ・ジャジューラ
演奏
ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
いやーーーーーーーすばらしい.とは言え,聴いたことも無い曲ばかり.
「タラス・ブーリバ」ヤナーチェクではなく,ソロビヨフ=セドイのバレエ曲.この人ミンクスのドンキに曲を沢山書いてるわね.
リレーヤは本邦初演.白いバレエっぽいけど作曲家誰?
フィガロもバレエとしては「は?」面白かったけど.
瀕死の白鳥は「さすがはフィリピエワ」
次のゴパックは「男子祭り」「軽業師」男子新体操並みのアクロバット.拍手喝采.
二部の「森の詩」ショスタコじゃありません.本邦では40年ぶりの上演だとか.漫画Swanには出てくるとか.これも結構白いバレエですが,楽しめました.
ラ・フィーユ・マルガルデ,かつてはロシアでよく上演されたヘルテルの音楽,プティパの振り付けによるものだと思います.
今はボリショイもマリインスキーもマールイもエロール,ランチベリーのアシュトン版を上演してます.
ロメジュリはマクミラン版が嫌いなあたくしとしてはまーどうでもいいけど.
ポロヴェッツ人の踊り,合唱がないのがイマイチですが,迫力は満点です.
オケがすごい.なんでここまできれいで迫力のある音を出せるのか?旧ソ連の歌劇場はどんなにローカルでもバレエのプリンシパルはボリショイ並みに踊れるし,オケも凄いのよね.あ,コールドはひどかった.