2018年2月24日土曜日

祈りの幕が下りる時

2018年2月21日 祈りの幕が下りる時☆☆☆☆

東野圭吾の小説「新参者」シリーズ最新作の映画化.
このシリーズはテレビドラマも含めて本当に面白い作品でした.
で,本作も,個人的には実にも白かった.「推理」と言っても「なぞ解き」より「人間模様」が重要な,まるで「砂の器」のような作品でした.
もちろん「詰めが甘い」部分はたくさんありましたが,「葛飾で発見された腐乱死体」「荒川の焼死体」「身寄りのない故人」が最終的に主人公,加賀恭一郎に繋がり,恭一郎の「マザコン」ぶりが泣かせる作品になってます.
Wikipediaにも「砂の器」との類似がでてますね.
「何をやっての松嶋菜々子」の松嶋菜々子が松嶋菜々子を演じている点がマイナス.
重要な役割の婆さんが,ほぼ同年代の烏丸せつこでショック.

2018年2月19日月曜日

ポルトガル6 帰国

ホテルをチェックアウトして,レセプションでバケージを預かってもらい,最後の街逍遙.
 そういえば石畳もきれいなのね.

 そして空港へ.チェックインには少し早かったのでランチ.
 チェックイン後はラウンジで
軽く一杯.
イスタンブールでは2時間待ち
ここでもラウンジで軽く.
帰国です.

ポルトガル5 もう一度遠足

続いてファティマ,ナザレ,オビドスの遠足.
またもや天気不良.

 やはりハードロックカフェでピックアップ
 ファティマでしょ?おみやげはマリア様関係ばかり
 ここで1時間の休憩.同じツアーの日本人レディと「キリスト教徒でもないのに1時間なにをすれば?」と愚痴の言い合いをして意気投合

御百度?
回りにカフェもレストランも何もないのだもの.
その後世界遺産,バターリャ修道院.
ここもレディとパスしてビールタイム.
 続いてナザレの町へ,海辺のカフェでランチとジントニック.

この日はカーニバルでした.
 次はオビドスの街.こじんまりしたとてもきれいな,素敵な街です.
 風光明媚

この町はチェリーのリキュール,ジンジーニャの名産地.写真のようにチョコレートのカップで飲んで,その後チョコレートを食べます.チョコレート屋さんも幾つかありました.
そしてリスボンへ.

2018年2月18日日曜日

ポルトガル4 遠足

さて,最初の遠足,シントラ,カシュカイシュ,ロカ岬.
あたくしが泊まったホテルはロケーション最高と申しましたが,こういったエクスカーションのピックアップポイントが徒歩5分のハードロックカフェ前なんです.
ツアーと言っても10人ぐらいしか乗れないバンでのツアー.次から次へとバンが来ますから,自分の名前が呼ばれるまで待ちましょう.相手はプロです,積み残しはありえません.
で,世界遺産の街シントラへ.
まー,あたくしがリスボンにいる間ずーっとドピーカンだったのに.遠足になると霧が.
 ここはどこ?
 何が見えるの?
 ガイドさんによると,晴れていればガイドさんのスマホの中の写真の景色が.
 ノイシュヴァンシュタインのモデルのひとつになったというペーナ宮殿.このお城もリスボン地震の後の建築です.
きれいなお城なのにね.
で,このコース「散策」ではなくて「登山」です.かなり高低差あります.かなりハードです.お散歩のつもりで行くと後悔します.
 続いて,ヨーロッパ最西端のロカ岬へ.
ま,私はこの先のグラン・カナリアにも行ったのだけど.
ここでI can flyを死んだバカが何人もいるそうです.最近ではポーランド人だったとか.
 そしてカシュカイシュの町並み.かなり趣のある町です.雰囲気としては「湘南」でしょうか?ここを目的地にポルトガルに来るのも有りかな?
 サイダーがありました.
逍遙して楽しい街でした.

このエクスカーションで一緒になった日本人のお一人様旅行客(坊や)を拉致して「年寄りに甘えるのは若者の義務」とばかりに食事に誘い出しました.


松風☆☆☆☆

2018年2月18日 松風☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

松風・・・・・・・・・・・イルゼ・エーレンス
村雨・・・・・・・・・・・シャルロッテ・ヘッレカント
旅の僧・・・・・・・・・・グリゴリー・シュカルパ
須磨の浦人・・・・・・・・萩原 潤
指揮・・・・・・・・・・・デヴィッド・ロバート・コールマン
演奏・・・・・・・・・・・東京交響楽団

んーーーーそれなりに面白い作品だけど,これはオペラなの?むしろサシャ・ヴァルツのダンス作品じゃないの?
モネ劇場他欧州各地の歌劇場が共同制作,再演を繰り返している作品.能の「松風」をオペラ化.しかしね,実際1時間半ほどの演奏時間,音楽がなるのは3/4ぐらいで後は沈黙の中でのダンスなのよね.
で,演出は面白い.網網幕の向こうで宙吊り歌とか,棚潤だけど効果的な演出.ただし,所詮現代曲.音楽は全く心に残らない.
コンテンポラリーダンス作品(あたくしは基本的に嫌いだけど)と思えば面白く見られます.次回はバレエまたはダンス枠での上演ね.

2018年2月17日土曜日

ポルトガル3

到着した日は軽く散歩して,夕食も取らず就寝(機内食で十分)
で,翌日早速散策開始.
このケーブルカーで上がると.

ラ〜ラ〜ララ,ラララララララ,ラ〜ラ〜ララ,ラララララ,ラ〜ラ〜ララ,ラララララ
消臭力!
の撮影地サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台です.2011年の震災後,自粛自粛でテレビからCMが消えた時,真っ先に励ましてくれたのがミゲルくんの声でした.
テージョ川沿いのコメルシオ広場.(目の前の水は海ではありません,川です)ひとつのランドマークになります.ホテルから徒歩でも10分.メトロなら二駅.
広場沿いに「ビール博物館」があり,オサレなカヘが並んでます.お値段は高め.
 タコのサラダ.コリアンダーが効いてます.
鱈のフライ.鱈は玉ねぎとオリーブのソースがデフォ.
美味しいが・・・・でかい.
さて,ナイトライフ.
ホテルのおねいさんに聴いたら,ケーブルカーの上の辺りは沢山のバーがあって楽しいということなので上がってみると.
ありました,ラテン系の音楽をかけるバーとアイリッシュパブが.

毎晩のように通い,顔を覚えられ「Mr Gin tonic」と呼ばれてました.




ポルトガル2

LISから市内へは幾つか経路があります

  • Metro.一番格安.但し50¢のプリペイドカードを買って課金(自販機あり)して,PASMOのようにタッチする必要あり
  • Aerobus.4€,市内中心部でこまめに停車.自分のホテルの場所がわかっていて,近くに停留所があるなら楽.事前のネット購入で10%割引
  • Taxi.それなりに高い.
で,リスボンはスリ引っ手繰り以外,治安が良いところです.ポルトガル人は日本人と同じように観光客に親切です.ですから,メトロかAerobusがお勧めです.
あたくしはTKの機内でAerobusのチケットを購入,チケット控えがメールで送られてきます.
CIQを済ませて空港を出ると,目の前にAerobusの乗り場があります.コースは1と2の二つあります.経路は違いますが最終的に空港に戻る循環バスです.
自分が降りる停留所の名前と番号を覚えておくと便利です.
乗るときに控えのORコードをスキャンすると,チケットが発見されます.こちらが本物ですので,控えではなくこのチケットを大切に.
運転手さんに「No☓☓の☓☓で降りたいのですが」と行っておけば「あとでアナウンスするよ」と返してくれます.
あたくしの場合はNo13のRestauradoresが近くでした.
で,バスが停まるたびにバス停のNoを確認しておき,13のときにドライバーさんが「レシュタウラドーレシュ」と大声で呼んでくれました.
ポルトガル語のSは子音前と語尾では「シュ」の発音になるので「レスタウラドーレス」と覚えていると聞き取れません.
ホテルはこのバス停から徒歩3分!
この緑のネオンサインがあたくしの泊まったGat Rossio.建物は古いけどオサレにリノベートしてあった素敵なホテルです.
 室内の様子
 必要最小限のものは揃っているし,足りないものも半径50メートルで調達可能でした.
朝食はおフランス系の質素なものでしたが,エッグタルトもあるし.
でもフレッシュスクイーズのオレンジジュースが美味しゅうございました.
とにかくロケーションが最高.ほぼすべての観光地が徒歩圏内.

2018年2月15日木曜日

ポルトガル1

西ヨーロッパの殆どの国は訪ねましたが,最後に残ったのがポルトガルです.最も,サンマリノやアンドラのような小国は行ってませんが.
で,行くことにしました.ポルトガル.
経路はターキッシュエアラインズ(旧トルコ航空)がお手頃なチケットを出していたので,TKで.
NRT-IST便は夜遅いので,仕事終了後,日暮里経由,スカイライナーで成田へ.時間に余裕がったから,京成日暮里駅で飲み物等を買って,待合室でちょっくら.
 スカイライナーでもちょっくら
チェックイン後,成田はまともなラウンジがないので,トラベルラウンジへ.
TK53で乗り継ぎのイスタンブールへ.ほぼ12時間の旅程.
 機内の食事は美味しゅうございました.それより,エンタメが充実しておりました.
日本語字幕や吹替えで見られる映画の数が半端じゃないです.
日本で「見なくても良いか」「無料放送なら見るか」程度に考えていた映画がたくさん見られました.巡航中も,ギャレーへ行けば好きな飲み物やスナックを笑顔で提供してくださいます.ISTまでの旅,退屈しません.
IST到着後,セキュリティチェックの後ラウンジへ
 ISTでの待ち時間,約4時間.
使えるラウンジはフードコートエリアの下と上にありますが,上のComfort Loungeへ
 まーーーーーーお酒の種類が多い.
まーーーーーーー本物のサモワール.
ま,あたくしはジントニックとおつまみがあれば十分.
で,ま,約4時間で8杯のジントニックを頂いた後,次のフライトへ.
なんと,この乗り継ぎ便も日本語の映画が見られました.食事も美味しくて
ジントニックもいただけて.快適な5時間ほどのフライトでリスボンへ.
いつも通り日本からEUシェンゲン内への入国は簡単です.