2018年2月21日 祈りの幕が下りる時☆☆☆☆
東野圭吾の小説「新参者」シリーズ最新作の映画化.
このシリーズはテレビドラマも含めて本当に面白い作品でした.
で,本作も,個人的には実にも白かった.「推理」と言っても「なぞ解き」より「人間模様」が重要な,まるで「砂の器」のような作品でした.
もちろん「詰めが甘い」部分はたくさんありましたが,「葛飾で発見された腐乱死体」「荒川の焼死体」「身寄りのない故人」が最終的に主人公,加賀恭一郎に繋がり,恭一郎の「マザコン」ぶりが泣かせる作品になってます.
Wikipediaにも「砂の器」との類似がでてますね.
「何をやっての松嶋菜々子」の松嶋菜々子が松嶋菜々子を演じている点がマイナス.
重要な役割の婆さんが,ほぼ同年代の烏丸せつこでショック.
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