2018年3月13日 去年の冬,君と別れ☆☆☆☆☆
ネタバレあります.
原作が良いのか脚本が良いのか,とにかくグイグイ引き込まれます.すっかり騙されます.
最近ラノベ系映画で主演作が続く三代目JSBの岩ちゃんがしっかり演技してます.かわいい.猟奇殺人事件っぽい事件で捕まった有名カメラマン,しかし結局保護責任者遺棄致死罪になってしまう.
とあるゴシップ系出版社に「これは殺人事件ではないか」と独自の推論を持ち込む自称フリーライター,岩ちゃん.
取材にのめり込むうちに,間もなく結婚予定だった自らの恋人をそのカメラマンに拉致され,同じように殺されてしまう.しかも,出版社の担当は,犯人カメラマンの近親相姦関係姉と恋愛関係にあるらしい.あぶないよ岩ちゃん!と思っていたら,
全ては岩ちゃんが仕組んだこと.実は最初の猟奇殺人で殺された盲目の女性は岩ちゃんの恋人.岩ちゃんは自分で復讐するために,仮想恋人を作り,カメラマンに殺されるよう仕組んで,カメラマンの姉と取り替えて殺させ,事の顛末を収監中のカメラマンと担当者にレポートとして読ませ,死ぬよりつらい報復をすると言うもの.
カメラマンには「あんたが殺したのはあんたの姉さんだよ」担当には「あんたの目の前で死んだのはあんたの恋人だよ」
「お前こそ化け物だ」と罵られる岩ちゃん.
「自分の彼女の恋人は化け物であってはならない,だから彼女の復讐を決意した去年の冬,彼女と別れ,僕は化け物になった」
岩ちゃんの可愛い顔で恐ろしいことするから,凄さも倍増するのです.担当の北村一輝は「いかにも」の顔なので,いくら腹黒でも「さもありなん,さもありなん」なのよ.
ただね,岩ちゃん,声が通らないの.声に華がないの.かわいいのに.
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