2024年3月17日 トリスタンとイゾルデ☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
休憩込みで5時間半の長丁場,でもすごかった.イゾルデといえばトゥーランドットと同じく,スピントの効いた高音を延々と歌わなければならないソプラノ殺し.ブランゲーネもメゾの役とはいえ,よくあるテノールのファルセットみたいなメゾではなく,艶のある声が求められるし,ソプラノ並みの高音も出す.なのに主役連中の声の競演が凄かった.そして大野センセの指揮する都響の音楽も凄かった.
近来稀に見る名演奏でした.ここのところの新国,歌手がものすごく充実してるのよね.
そして演出もものすごくきれい.初演も見ているのだけど,その時は特に記憶になかったのだけど,照明がとてもきれいだった.月を印象的に見せていたわね.
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