2015年4月16日木曜日

ソロモンの偽証 後編 裁判 2015年4月16日 ☆☆☆☆

ソロモンの偽証 後編 裁判 ☆☆☆☆

いや,面白いのよ.神原くんも大出くんも美しいし,可愛いし.ちょっと喰ってみたくなるし.
でもね,あれだけ込み入った「事故なのか,事件なのか解らない川上くんの死」が「こじらせた厨二病」と同じく「厨二病」からくる妙な正義感の坊っちゃん,なところが萎え萎えなのよ.その「大山鳴動鼠一匹厨二病」が,がっかりだわ.
ま,見て損はないと思いますが.

2015年4月11日土曜日

運命の力☆☆☆☆

2015年4月11日運命の力☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

レオノーラ・・・・・・・・・・イアーノ・タマー
ドン・アルヴィーロ・・・・・・ゾラン・トドロヴィッチ
ドン・カルロ・・・・・・・・・マルコ・ディ・フェリーチェ
プレツィオジッラ・・・・・・・ケテワン・ケモクリーゼ
フラ・メリトーネ・・・・・・・マルコ・カマストラ
指揮・・・・・・・・・・・・・ホセ・ルイス・ゴメス
演奏・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

初演の時も見ているはずなのに,全く記憶に無い.
赤を基調とし,紗幕をうまく使ったきれいな演出です.
歌手は良かった.ただ,ストーリーが好みじゃないのよね.

ジヌよさらば〜かむろば村へ☆☆☆

2015年4月9日 ジヌよさらば〜かむろば村へ〜☆☆☆

銀行員時代にお金で揉めて,お金アレルギーになり,田舎に引きこもってお金を使わない自給自足の生活をしようとする.
そこそこ面白いのだけど,主人公の「コミュ障」ぶりと無知蒙昧がかなり危なく,その癖,金目当ての女子高生が開いた股には簡単に突っ込んでしまう「コミュ障ただし性欲は除く」なところがイライライします.
癖の強い役者が多く出ているけど,みんないい仕事します.見て損はないと思います.

2015年4月1日水曜日

エイプリルフールズ☆☆☆☆☆

2015年4月1日エイプリルフールズ☆☆☆☆☆

「キサラギ」の脚本家と「リーガルハイ」の監督さん,期待してました.
やはり「キサラギ」のようにたくさんの伏線が張られていて,縦横無尽に錯綜し,綺麗に回収,それも「キサラギ」と同じく「ありえねー」回収方法.
無駄に豪華な出演者,笑いに涙もあり.

  • コミュ障の偽妊婦
  • 宮様を詐称し,リムジンで移動する夫婦.
  • 営利目的ではない誘拐犯のヤクザ
  • 殺人犯に逃げられた経験のある刑事
  • 大学生男子二人組
  • 偽医者
  • 偽CA
ヲカマ的に感動したのは,大学生男子二人.片方が「エイプリルフール」なので,もう一方に嘘の「告白」するとそいつ(花子とアンの朝市くん)顔をほころばせ「実は俺もお前のことが好きだった」「えーーーーっ?」で押し倒されて「あーーーっ」に.ここかなりリヤルなシーンでした.'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ
そしてしばらく後のカットで,夕暮れのベッドの中で抱きあう二人の姿.おめでとう.
この予告の58秒辺り

ま,ネタバレになるので何も話せませんが,楽しめます.

2015年3月29日日曜日

観桜

のんびり構えてたら,もう満開だとか.
で,桜を見に.
 清澄庭園のそばのお寺.
 清澄庭園は静謐に包まれて.
 見頃となってました.
 その後仙台堀川へ.
確かヨーガンレールの本社.
 桜の回廊
 満開に近いのに,花見客はほとんどいない.みんな「見頃は来週」と思ってるのかな.
 大好きな看板建築群.
こんな綺麗に改装しているところもあります.
もうすぐ消えそうな建物群なので,機会があるごとに記録してます.

2015年3月25日水曜日

マノン・レスコー☆☆☆

2015年3月21日 マノン・レスコー☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

マノン・・・・・・・・・スヴェトラ・ヴァレッシレヴァ
デグリュー・・・・・・・グスターヴォ・ポルタ
レスコー・・・・・・・・ダリボール・イェニス
ジェントロ・・・・・・・妻屋秀和
指揮・・・・・・・・・・ピエール・ジョルジョ・モランディ
演奏・・・・・・・・・・東京交響楽団

震災でキャンセルになったプロダクション.そっくりそのままでの初演.でも,ベルリン・ドイツ・オペラからのレンタルだから,たぶん再演はないわね.
シンプルな装置と白塗りロココな衣装と化粧,とても良く出来ていると思います.
一幕二幕は,とにかく退屈.二幕のマノンのアリアは,かつて出光のCMに使われていて,黛敏郎が「題名のない音楽会(提供出光)」で「最も効果的なCM音楽」と自画自賛した名曲,あれは確かに綺麗だと思います.しかし,あのCMは映像が良かったから.(もう一つ,同じ頃に放映されたサントリーのアラベラも良かった.)
主役二人は声もよく出ていたから,ほぼ二人きりの三幕四幕は盛り上がりました.マノン,高音が金切り声気味に割れるのですが,あたくしはそういうタイプの声が好きなので.

into the woods ☆☆☆

2015年3月20日 Into the Woods ☆☆☆

日本初演も,その後に再演も見ているのだけど,ちょっと違うような.
毒がないのよ毒が.
ミュージカル版は毒がいっぱいで面白かったのに.なにか,お涙頂戴物語になってる.ま,所詮デズニーだからしようがないか.

2015年3月19日木曜日

博士と彼女のセオリー☆☆☆☆

2015年3月19日 博士と彼女のセオリー☆☆☆☆

ご存知ホーキング博士の伝記映画です.主演のエディ・レッドメイン,熱演です.
ま,そこそこ順調に学生生活を送り,ジェーンと知り合い,発病.後2年と言われながらもジェーンと結婚,子供もでき,症状は進み,業績は上がり,それなりに幸せに暮らします.協会関係で知り合った「妻を亡くした男寡」ジョナサンが手助けをしてくれて頼りになるも,周囲からの不倫疑惑でジョナサンは去っていく.
肺炎を起こして人事不省に陥ったスティーブンは気管切開を受け,声を失う.スペルボードでの会話を練習するために,陽気な看護師エレインが派遣される.
ジェーンを開放し,エレインとアメリカへ旅立つスティーブン.
ジェーンもジョナサンと新しい生活を始める.
ホーキングセンセが離婚した時「なんでまた糟糠の妻を」と思いましたが,決して「新しい女に目移りした」とかではなく,ジェーンに幸せを与えるためだったのよね.
センセはその後エレインとも離婚したけど,これも「もういいよ」だったのでは?
とてもよい映画なのだけど,時間軸がわかりづらいの.ファッションが変わるわけでも,主人公が老けこむわけでもなく,センセの症状だけで時代を把握しろって言っても.
声を失ったセンセが「発声装置」で声を回復した時に,ジェーンが「な,なんでアメリカ人?」わかります.あたくしもあのアメリカ訛りは物凄く耳に障ったから.

2015年3月18日水曜日

美術館めぐり

千葉県の佐倉市に,興味深い博物館が2つある.DIC川村記念美術館と国立歴史民俗博物館(歴博)です.歴博は開館当時,外房へ泳ぎに行った帰りに寄った覚えがあります.特に感想はなかった.川村美術館は「バブルの底力」な建物と,広大な自然散策路のある庭が有名です.どちらも都内からは遠いし・・・・と思っていたら,たまたま見たい展覧会が重なったので行ってきました.
佐倉までは京成の急行ならそんなにかからない.川村美術館へは,休日なら30分おきに京成佐倉の駅から送迎バスが出ている.帰りのバスに「歴博経由」がある.歴博は京成佐倉の駅まで歩いても15分.
で,行ってきました.川村美術館は「スサノオの到来」歴博は「大偽物博覧会」面白
そう!!

ご覧の通り佐倉駅前の送迎バス乗り場.ほぼ満席で出発しました.
JR佐倉駅を経由し,
QVCの配送センターを通って.
約20分のバスの旅,運転は極めて荒く,都内の路線バスならクレームものです.
バスを降りて雑木林の間を徒歩5分.
カタクリが咲いてます.

美術館入口前には,怪しげな現代アートのオブジェが.
さて,「スサノオの到来」は「美術館」というより「博物館」な内容でした.スサノオの伝説を遺跡からの発掘品,書画,オブジェ,インスタレーションで表現しています.非常に楽しい内容でした.平田篤胤,南方熊楠,折口信夫などの関連も.
ちなみに,南方熊楠,江戸川乱歩,稲垣足穂が日本三大同性愛研究家でしょうか?
ま,折口信夫もホモですが.
美術館前の池です.
続いて歴史民俗博物館へ.川村美術館12時50分発の送迎バスは歴博経由です.
やっている企画展はこれ.

と言っても,贋作もあれば学術用のレプリカ,秀作としての模写もある.ある物は博物館に飾られ,ある物は古物商の物置に,またある物は贋作と知りながらも大店に飾られていたり.
蓄音機のデモンストレーション(著作権の概念がないこの時代,録音はほとんど無断「パクリ」でした.)で「音聞いてみますか?」すみません,あたくしリアルに蓄音機を知る最後の世代なので.
さて,この博物館,開館当時は特に感動もなかったのですが,今回はあまりにも面白くて徹底的に回りました.自分が歳を取って色々なことを経験し,自分の国の歴史にも興味を持ち,その文化にも触れるようになると,こういった知的欲求を満たしてくれるこの博物館はかなり面白いです.上記のように京成線を使えばそんなに遠くありません.
 常設展も内容は濃いです.
 和宮様がお持ちになった雛人形.宮様は人形よりも位が上なので,地べたに並べて鑑賞したそうです.
 ここまで来ると記憶にある.昔浅草の東京ガスの施設にこう言う展示がありました
あたくしの時代,給食はこう言う感じでした.不味いものの代名詞でした.

自分が年をとって,色々な経験を積んで,自国の文化に興味を持つようになってから訪れたら,余りの面白さに3時間ほど滞在してしまいました.


イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 ☆☆☆☆

2015年3月18日イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密☆☆☆☆

とても良く出来た作品だけど,チョコレート・ドーナッツと同じで,いやーな終り方をするので.
現在のコンピューターの祖とも言える天才数学者アラン・チューニング,ドイツの暗号「エニグマ」解読の特命を帯びて,仕事に励む.様々な邪魔や横槍を躱しながらも何とか完成.しかし,連合軍は「エニグマが解読されたことがバレると,ドイツ軍は次の暗号を作る」と,ある程度の犠牲を払いながらドイツ軍を駆逐する.
後に自宅に空き巣が入るが,それが,しばらく前に購入した男娼(poofter,この単語英国でも使うのね)が犯人であることから逮捕され,科学的去勢の(おそらく副作用)でたぶん自殺.2013年エリザベス二世女王はチューリングに恩赦を出した.
パブリックスクール時代,最愛の同級生が,突然病死して,校長に呼び出され「君は彼と仲が良かっただろう?」と聞かれても「特に仲良くは」死んだと聞かされても「よくわかりません」この時彼は心に鍵をかけたのね.その最愛の人の名,クリストファーをエニグマ解読機の名前にしていた.
それ以後のチューニングはほとんどコミュ傷.何人かに「実は同性愛者なんだ」とカムアウトするも「知ってた」とか「だと思った」
英国が同性愛に厳しかったのは,あまりにも多かったから,しかも社会の上層部にだという話もある.作曲家のブリテンが叙爵されなかったのも,パートナーのピアーズとのことが原因と言われているし,ブリテンが死んだらすぐにピアーズは叙爵された.
ま,オスカー・ワイルドもぶち込まれてますしね.
映画の中で解読機クリストファーのことを「賢いsmart」と表現してます.もちろんsmartには「賢い,格好良い」の2つの意味がありますが「英語では外見を表す単語」と習っていたので違和感を感じましたが,脚本はアメリカ人だし,エンドクレジットもアメリカ式だったので,ま,いいか.