2014年2月9日 ミレイユ☆☆☆ 於 新国立劇場中劇場
ミレイユ・・・・・・・・・・・・江口二美
ヴァンサン・・・・・・・・・・・土師雅人
タヴァン・・・・・・・・・・・・磯地美樹
指揮・・・・・・・・・・・・・・飯坂 純
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京オペラ・フィルハーモニック管弦楽団
東京オペラプロデュース理代子お姉さん演出の第二弾.廻り舞台での演出.
悲惨な内容なのに脳天気な音楽,なんで?な展開で死んで行くストーリー,消えていくオペラには理由があるのね.
で,有名な「軽やかなツバメ」のアリアは後付けのアリアだそうで,今回は入ってません.確かに脳天気すぎる.
最後はタイス?な展開です.ただし,浅草オペラっぽくやればそれなりに人気が出ると思います.
東京オペラプロデュースの意欲的な作品上映は評価しますが,やはり「こんな面白いオペラが眠っていたのか」というのは少ないです.
田 月仙が全裸になったサロメなんかは話題にもなったし良かったですが.
以前新国が「小劇場シリーズ」として,同じような試みをしていましたが,レオンカヴァッロの「ザザ」なんかは面白かったし,東京室内歌劇場だかがやったレオンカヴァッロの「ラ・ボエーム」も良かったけど.
理代子お姉さんはどうも天災をまねくようです.前回のフォルチュニオは「震災の翌日」今回は45年振りの大雪.今日も昨日の雪で来られなかった人への振り替えがあったようです.
「ズンチャッチャ,ズンチャッチャ」だから良いけど,ホルンひどすぎ.高校の吹奏楽団でももっとまともに吹ける.
この日は同時刻にオペラパレスで「オペラアリアコンサート」みたいなのがあったようで,劇場慣れしていない観客が多く,間違えて中劇場に入ろうとする人が後を絶ちませんでした.
0 件のコメント:
コメントを投稿