2014年10月11日 パルジファル☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
パルジファル・・・・・・・・・・・・・・・クリスティアン・フランツ
クンドリー・・・・・・・・・・・・・・・・エヴェリン・ヘルリツィウス
アムフォルタス・・・・・・・・・・・・・・エギルス・シリンス
ティトゥレル・・・・・・・・・・・・・・・長谷川 顯
グルネマンツ・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・トムリンソン
クリングゾル・・・・・・・・・・・・・・・ロバート・ボーク
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飯守泰次郎
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
テーマは「光の道」と「キリスト教と仏教の融合」舞台は奥舞台まで使って奥行きが深い.なぜか袈裟懸け姿の坊さん三人,あ,「融合」ね.葛折りの光の道が奥から手前に・・・・・・?バヤ?このセット「ラ・バヤデール」の「影の入場」に使えない?
で,いつも言うように「ワーグナーという作曲家は,恐ろしいほど美しい曲を書く.でもCDやDVDでは聞きこなせない」生でなら楽しめるのに,録音では「飽きる,退屈,長すぎる」のよ.
で,パルジファルは愚か者が「画伯」みたいで,「愚か者」というより「精薄?池沼?」
主役がパルジファルなのに,一幕はほとんど歌わない.逆に三幕ではクンドリーが歌わない.でもね,映像としてきれいなの.「東京リング」みたいな「モダン」なデザインだし,とてつもなく重いらしい「聖槍」型の装置も効果的.迫りを使っての人の出入りも面白かった.
なんか聖杯というとMonty Pythonを思い出してしまうあたくしには相応しくないオペラだとは思うけど,美しい演出,素晴らしい歌手.結構楽しめました.
休憩含めて6時間の上演時間はキツいけど.
最近ウェルカムフラワーが無いけど,シーズンオープニングと言うことで
毎年恒例,草月流の勅使河原茜さんの作品が.
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