2016年6月11日 アラジン☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
アラジン・・・・・・・・福岡雄大
プリンセス・・・・・・・小野絢子
マグリブ人・・・・・・・マイレン・トレウバエフ
ジーン・・・・・・・・・池田武志
指揮・・・・・・・・・・ポール・マーフィー
演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
舞台は生物,同じ作品,キャストでも違う日の公演は全く違う感想なこともある.
アラジンを見るのは何度目?それなりに楽しんできた.でも,今日は違う.何かが乗り移ったかのような名演だった.
まず音楽がすごかった.大きなオケにオルガンまで入った音楽,金管が咆哮することも多い.出来不出来の激しい東フィルが見事に鳴らしていた.バレエ音楽の巨匠であるマエストロの成果でしょう.
主役二人が「本物のカップル」で有ることはバレエの基本だけど,そのせいか,とても可愛らしく,愛おしく踊っていた.ま,突然別れることも有るのだけど.ロンドンに行って破局したオシポワ=ワシリーエフのカップル,ミュンヘンへ行って破局したラカッラ=ピエールのカップル(そして新しい男と踊りたいとゴネて新国主演がチャラになった)
このバレエ,音楽が凄いわ.カール・デイヴィス.宝石のディヴェルティスマンではバロック風,ロマン派風,そしてあたくしが一番好きなルビーのヴェリは後期ロマン派コルンゴルト風.派手なリフトと臭い踊り(意図的)のヴァリアシオンです.
あたくしはCDもDVDも持っているのだけど,今日が一番感動しました.
あ,お気に入りの奥村康介くんがプリンシパルに昇格です.
エメラルドの小柴富久修くんのギャランドゥに ハァハァ(;´Д`)…ハァハァでした.
日本文化に詳しいビントレーの振り付けです,振り被せ,振り落し,獅子舞,龍の踊り,どれも熟れていて楽しめます.
ビントレーさんWelcome backですわ.
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