2017年1月6日 タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ
バヤデルカ☆☆☆☆☆
ニキヤ・・・・・・・・・エレーナ・フィリピエワ
ソロル・・・・・・・・・デニス・ニェダク
ガムザッティ・・・・・・イリーナ・ペレン
マグダヴェーヤ・・・・・ヴィクター・ネトルネンコ
ブロンズアイドル・・・・ミキタ・スホルコフ
ハイブラーミン・・・・・セルギイ・リトヴァネンコ
指揮・・・・・・・・・・ミコラ・ジャジューラ
演奏・・・・・・・・・・ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
久しぶりに「ラ・バヤデール」ではなく「バヤデルカ」を見たと言う感じです.
フィリピエワといえば言わずと知れたキエフの大スター,新国にゲストで来たこともあるし,ミハイロフスキー劇場が「レニングラード国立バレエ」と称していた頃,スターが少なかったから,あちこちからスターダンサーを拝借して「客寄せパンダ」にしていた時,そのミハイロフスキー劇場(マールイ)にもゲスト参加していた.
それが,ペレンちゃんが化けて大スターになったら,むしろマールイのペレンちゃんが「客寄せパンダ」になっちゃった.
で,さすがはウクライナを代表するバレエ団,実にそつなくこなす.まずは指揮者に星を.実に当て方がうまい.決してバレエ臭くならず,しかし,ピッタリと決める.
続いてマグダヴェーヤ,まるでブロンズアイドルのようなかっ飛び.
そしてもちろんブロンズアイドル.
婚約式の人足と黒ん坊の子供たちは国産でしたが,後はウクライナ産でした.
さて,今日のハプニング,ニキヤの泥鰌掬い,花籠から蛇がチロチロ出てきます.フィリピエワ,踊りながらコソコソと押し込みますが,またもやチロチロ.これ,映像なら可だと思います.
「蛇が顔をのぞかせる花籠を持ったバヤデルカ」実に怖い映像が作れると思います.
でも,見事でした.
ハープのおばさんが,休憩時間の間カデンツァの練習をしていて,それがあたかもBGMのように心地よかった.
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