2018年1月24日 嘘八百☆☆☆☆☆
こう言う日本映画が見たかった.お涙頂戴無し,長回し無し.
狐と狸がテンポよく騙し合う.
大御所鑑定人と組んで,安物茶器を高値で売るインチキ骨董屋,この二人に利用されたポンコツ古物商と落ちぶれ陶芸家.
ひょんなことからこの二人が組んで,騙した骨董屋と鑑定人に一泡吹かせようと,古物商が修造ばりの応援で陶芸家に「利休好みモドキ」の茶器を焼かせる.
クローズドのオークションで「贋物や」と声を荒げる鑑定人.実はこういったオークションに湧いてくる「政府関係者」と「外国人バイヤー」を引き取らせるため.
そして,偽物の茶器を「一億」の価格で引き取らせる.
その間に古物商の娘と骨董屋の息子はいい仲に.
足がつくから売上を預金できない古物商と陶芸家,娘,息子の結婚式の日,子供らに金を持ち逃げされる.
佐々木蔵之介といえば,嘗ての名作「アフタースクール」でもいい味出してましたが,この作品でもいい具合に「曲者」演じてます.
どんでん返しでは無いですが,オチがありますのでエンドクレジットは最後まで見てください.あ~~~~~すっきりした.
0 件のコメント:
コメントを投稿