2019年9月10日 Once upon a time in Hollywood ☆☆☆☆☆
いやー面白い,面白い.
タランティーノって監督さんは,とにかくオタッキーなのよ.だからこの映画も,1960〜1970年代の文化を思い切り使った映画が撮りたくて,ストーリーをでっちあげしたようなものよ.
嘗ての大スターリックと,その専属スタントマンクリフ,今ではちょいと落ち目の悪役専門スター.二人の物語にシャロン・テートが絡むというので,ドキドキしてみたら.
アーラ面白い.マンソン・ファミリーが狙っていたのはシャロン・テートの前の住人で,シャロン・テートは人違いで殺されたことは有名な事実.
で,マンソン・ファミリーがテート邸の周りをオンボロ車で騒音鳴らしながらうろついていたら,クリフに罵倒される.ま,ゲーテッドコミュニティだからしようがないわな.
で,逆ギレしたマンソン・ファミリーがリック邸を襲うと,見事なまでに返り討ち.それも,いかにもタランティーノ的な方法で.
- 男 クリフの飼い犬にチンコ,キンタマ食い千切られる.
- 女1 ボコボコにされた後火炎放射器で黒焦げ
- 女2 クリフを刺すも,目鼻の区別もわからなくなるまで顔を彼方此方にぶちこまれる.
警察が来て,クリフが救急車で運ばれると,隣のテート邸から「どうなさったの?」とシャロン・テートの能転気な声「こちらで一杯いかが?あら.もしかしてリック・ダルトンさん?」でハッピーエンド.
直尺ながら飽きない演出.私のようにあの時代を知っているとなおさら楽しめるし,「ヘアー」の曲なんか,ノリノリで口ずさめるし.
おすすめです.
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