2020年1月23日 ジョジョ・ラビット☆☆☆☆
「グランド・ブダペスト・ホテル」や「プラムとチキン」のようなおとぎ話的なお話です.
すでに敗北が濃厚になってきた頃のドイツ,熱烈なナチス支持者の10才の少年,ジョジョはヒトラーユーゲントに参加しようとするが,ちょっとトロくて,妄想の友人「アドルフ」とばかり話をする変な子.気弱なため「ジョジョ・ラビット」とバカにされる.
ジョジョはトロいので知らなかったが,両親はレジスタンス活動をしていたらしく,母親が屋根裏にユダヤ人の女子エルサを匿っていた.通報すれば「あなたもお母さんも協力者とはなし,皆死刑よ」
で,ジョジョは「ユダヤ人の生活を話してくれるのなら」という条件でエルサと共闘することにした.
で,お母さんは吊るされ,戦争が終わり,エルサは自由の身に.かつて行っていたとおり「自由になったらダンスをしたい」で,ジョジョと踊り始める.
監督のTaika Waititiはニュージーランドのマオリ系.Waititiってハワイ語だとWaikikiなのよね.役者は英国,ニュージーランド,オーストラリア,アメリカなどいろいろ.エンドクレジットの名前が妙にチェコ風(Jiříとか)の人が多いと思ったら,ロケはチェコで行われたようです.
ジョジョのトロさにはイライラしますが,周りのキャラが楽しいので.
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