2024年11月8日 ベルナデット 最強のファーストレディー☆☆☆☆☆
楽しかった.おフランスのコメディー映画によくあるタイプのシニカルでアイロニーに富んだ面白い作品.
古い価値観で育ったジャック・シラク婦人のベルナデット.でもそれなりに大統領候補夫人として夫をバックアップしたし,自身も出身県の議員として活躍していた.
しかし,世間の評価も夫や娘の評価も「時代遅れ」「メディア向きじゃない」と散々.
エリゼ宮の職員を参謀にイメージチェンジを画策.最後は大統領選の夫のライバル,ニコラ・サルコジの応援にまで行くように.そこで記者に「シラク氏の許可は?」に対し「許可なんか必要ないわ」と開き直るぐらい成長した.
おフランスらしいのは,オープニング,荘厳なオルガンと古楽風の合唱で「これはフィクションです」と歌われたり,「時代遅れのファッション」(でもカール・ラガーフェルド)を本人ラガーフェルド(そっくりさん,後ろでまとめた白髪にサングラス,黒い扇子で登場)に「あんたの着こなしのせいであたしには新作がないの?って言われるのよ」と罵られたり.お勧め
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