2007年10月10日水曜日

北極のナヌー☆☆

ナショジオが作ったという割りには作りががさつ.
原作がそうなのか分からないけど,日本語版は「愛」だの「絆」だの思いっきり浪花節.polar bearを「シロクマ」と呼ぶところからして「日立の思惑」たっぷり.ビデオからのブローアップと思われるシーンも多いです.
せっかく珍しい映像があるのに(北極鯨の泳ぐシーンとか,氷の下から見たホッキョクグマとか)左右反転して使いまわすとか,明らかに違う個体を「この親子は先ほどから」とかヲイヲイ,監督さんにとってはどれもおなじ「シロクマ」だろうけど,多少の個体識別能力があれば,明らかに違う個体じゃない.
特にセイウチの親子はシーンによって牙が長かったり短かったり,太かったり細かったり.
BGVとして楽しむのは良いけれど稲垣吾郎メンバーのおかしな日本語で聞いていると,吹き出しそうになる.
おまけに,アル・ゴアの娘が絡んでるから「不都合な真実」が多すぎる.

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