2008年2月2日土曜日

鈴本演芸場☆☆☆☆☆

2008年2月2日鈴本演芸場☆☆☆☆☆
古今亭志ん太・・・・・・・・・・・・堀の内
翁家勝丸・・・・・・・・・・・・・・太神楽
柳亭燕路・・・・・・・・・・・・・・短命
古今亭志ん五・・・・・・・・・・・・浮世床
大瀬ゆめじ・うたじ・・・・・・・・・漫才
柳家さん生・・・・・・・・・・・・・亀田鵬斎
三遊亭金時・・・・・・・・・・・・・一人酒盛り
柳家小菊・・・・・・・・・・・・・・粋曲
古今亭菊志ん・・・・・・・・・・・・時そば
ロケット団・・・・・・・・・・・・・漫才
古今亭駿菊・・・・・・・・・・・・・おかめ団子

今日は何にもすることがなかったので,自宅のMacからぼけーっと寄席のサイトを見ていたら,鈴本は駿菊師匠のサイトからプリントアウトすると割引になるので,鈴本演芸場に行ってきました.
いつも言うけど,最近の年寄りは本当に行儀が悪い.今日も団体で来ていた中のババア二人がうるさいうるさい.何回も恐い顔して睨んでやりました.本当に阿修羅の顔してたと思います.目が合うとシーンとなるから.残念ながらババアの記憶力は15分以上持たないので,またもや睨む羽目になるのだけど.
もう一人,良い恰幅のジジイ,携帯が鳴ると,おもむろに取り出して怒鳴り始めた.こいつは係員につまみ出されてました.
上野駅の駅弁コーナーでお弁当を仕入れて鈴本へ,会場と同時に4割ほどの入り.
開口一番から聴きました.
まずは志ん太の堀の内,ちょっと噛み気味だけど,まあ良いか.
イケメソの勝丸くん,「失敗してもネットに書かないで」って言ってたけど,本当に芸が不安定.でもしゃべりが面白いし,イケメソなので許す.この間同じ技を和楽社中の小花が完璧にこなしていたぞ!今日は全部ぶちまけたじゃないの.なにが「和傘・クリスティ」よ.でも情けない男好きのあたくしは, ハァハァ(;´Д`)…ハァハァでした.
本来なら膝前だった燕治が菊志んに変わって短命を.枕の「死んだ後に関わった異性の数により天国に行く乗り物が違う」という小話が面白かった.
志ん五の浮世床は普通.ゆめじ・うたじの漫才も相変わらず面白く,お箸の薀蓄.
さん生の亀田鵬斎は得意ネタだけあって本当に良かった.
次の金時,一人酒盛りが凄かった.素面からほろ酔い,そしてへべれけへ,見る間に酔っていく様は「ヲイヲイ本当に飲んでるんじゃないのか?」と思わせるほど素晴らしかった.今日の星は全て金時師匠にさし上げます.
さて,小菊姐さんは本当にきれいで艶っぽく,そのくせ結構毒も含んでいるので言うこと無し.
膝前に菊志んが時そばを.枕無しでいきなり入りました.はじめて聞きますが,声が通るし,中国産のネタも入れるなど,聞き飽きた話なのに面白かったです.だけど,おそばを手繰るとき,お汁をすするときの音は柳家さん喬師匠が一番でした.
ロケット団は寄席中心に活躍しているだけあって,実力はぽっと出の「エンタの神様」系芸人とは違います.(川柳つくしも出ているけど)「テレビに出たい」と言ってますが,出なくてもファンはいるんですよ!
四字熟語,「何でもない物に疑いを持ってしまうこと」・・・・・・・「冷凍食品」タイムリーですね!
トリは駿菊師匠が,長講一席おかめ団子.約45分の長講でした.
やっぱり寄席は楽しい!!
ホワイエ(寄席ではこうは言わないな)で駿菊師匠も出ている「別冊歴史読本 落語への招待」が割引で売られていました.

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