東京駅と駅弁

今日のテレ東，アド街ック天国，東京駅がテーマでした．
東京駅の駅弁も色々紹介されてました．
今の若い人は知らないと思うけど，昔は東京駅や都内のターミナル駅で売られている「駅弁」といえば「高い，不味い」ものだったのね．
なにしろ親方日の丸の旧国鉄の子会社「日本食堂」が独占してたから，企業努力ゼロ．

その昔は新幹線で出張するときには東京駅で一度改札を出て，大丸でお弁当を買うのが普通だったの．
ところが，今世紀に入るころから日本食堂はNREになり，お総菜の「日本橋大増」を子会社化し，なおかつ地方の有名駅弁製造会社を次から次へと吸収合併し（千葉の万葉軒，高崎の高崎弁当，大船の大船軒，小田原の東華軒etc etc）いわゆる「有名駅弁」のほとんどをNREが独占するようになったの．
地方の有名駅弁が東京駅で買えるようになったのもこの頃ね．
でもって，同時にお弁当のレベルがアップして（なんたって大増ですもの）最近では季節事の吹き寄せ弁当なんか本当に美しくて美味しいです．たまに持ち帰って自宅で夕食に頂くこともあります，
残念ながらNREが経営する立ち食い蕎麦の「あじさい茶屋」はかなり味が落ちます．

立ち食いそばでお勧めできるのは，上野駅11-12番線（常磐線快速）階段下です．この蕎麦が食べたいからわざわざ上野駅を経由することがあります．
後は，初台新国前の「加賀」かしら．

そう言えば「そば清」っていう，いわば「元祖フードファイター」の落語がありますね．