と言うわけで,京都まで.大山崎山荘美術館へ
何を見に行ったかというと,山口晃展です.前々から興味があった作家なのですが,まとまった展覧会がなかったので,やっと見られる!
京都からたったの15分ほどなのに,駅前の雰囲気は,東京なら高尾ぐらいローカルです.
駅前から送迎バスもありますが,歩いても直ぐです.ただ,急な坂道ですので,足腰に自身のない人は送迎バスを使うのも良いでしょう.駅前から10分ほど歩いてトンネルをくぐった先に,
大山崎山荘美術館があります.東京都庭園美術館みたいに元々は個人の邸宅でした.
加賀正太郎と言うボンボンが作った山荘で,このボンは南洋へ言っては蘭を集め,この山荘の温室で育種しました.
その蘭の様子は「蘭花譜」という版画集(復刻版がたったの50万円ほどで手に入ります)になっています.このあたりの経緯はNHKの特番で紹介されました.
戦後山荘は色々所有者が代わり,ニッカウヰスキーの設立に加賀正太郎が関わり,そのニッカウヰスキーがアサヒビールの子会社であったことから,時代が平成に変わる頃アサヒビールの所有になりました.
庭園美術館と同じで,ついさっきまで人が住んでいたのではと思わせる趣があります.
山口晃の作品はとにかく面白いです.
さて,京都駅に戻ってお昼ご飯.
この豪華さでたったの二千円でした.
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