2009年11月7日 ヘンゼルとグレーテル☆☆☆☆ 於 日生劇場
ヘンゼル・・・・・・・・・・・・・・・・田村由貴絵
グレーテル・・・・・・・・・・・・・・・臼木あい
父・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青戸 知
母・・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡辺敦子
眠りの清・・・・・・・・・・・・・・・・虎谷亜希子
露の清・・・・・・・・・・・・・・・・・諸井サチヨ
魔女・・・・・・・・・・・・・・・・・・蔵野蘭子
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・・下野竜也
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・・読売日本交響楽団
ブレーメン劇場版の日本語上演.ブレーメン版は多少ストーリーをいじっているのでテキストも変更があるとか.
とても綺麗で,メルヘンチックで素敵な舞台なのに,日生劇場という21世紀にもなってわざわざオペラを上演する意味のない旧式で音の悪いホールで,字幕があるのに日本語上演という訳のわからないスタイル.案の定音楽に乗りにくい日本語になってます.
歌手は全く感心しません.青戸パパが良かったぐらい.ヘンゼルとグレーテルの演技は「子供」というより「池沼」で可愛げがない.
装置はきれいで面白い物の,脇も奥も狭そうな日生劇場では場面転換も大変そう.
せめて文化会館か新国中劇場あたりで上演できなかったのか.ま,主催がニッセイですから.
上演前から緞帳はトラベラーで中途半端な位置に開いています.舞台上には小さなヘンゼルとグレーテルの小屋が置いてあり,序曲と同時に雪が降り出す.序曲途中で幕が締まり,次に幕が開くと小屋の中.
14人の天使が奇妙なかぶり物なのは今のはやりなのかしら?
終幕はバイアスの市松模様だらけで眼がチカチカだけどきれいでした.
出演者が舞台だけでなく客席も縦横無尽に使う面白い演出で,感動できますが,特にお子達には良いでしょう.でも,敢えて日本語上演する意味がわかりません.
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