2009年11月21日土曜日

ヴォツェック☆☆☆

2009年11月21日 ヴォツェック☆☆☆ 於 新国立劇場 オペラパレス

ヴォツェック・・・・・・・・・・・・・・トーマス・ヨハネス・マイヤー
マリー・・・・・・・・・・・・・・・・・ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタアネン
子供・・・・・・・・・・・・・・・・・・中島健一郎
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハルトムート・ヘンヒェン
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

んーーーなんかコンテンポラリーのバレエを延々と見せられたような感じ.一時間半ほどの短い作品なのに疲れた.
せっかくガカーインの観客を集めたのに佐藤しのぶがぶち壊しにした「ルル」に次いでのベルク作品.若杉センセ振りたかっただろうな.
これは今どきの流行りなんですか?舞台の上にもう一つ舞台を乗っけて,歌手は白塗りで目の周りを真っ黒に塗る.なんか「軍人たち」を思い起こす演出です.
2階の一番前になぜかモニターが置いてある.
オペラカーテンは飛ばしてあって,黒の幕が下りてます.幕に「1akt」と投影されて(以降も同じ),オペラの開始.
幕が開くと舞台の上にはもう一つの舞台が作られていて,遠近感を強調した台形の八百屋舞台.その舞台が上がって奥に引っ込むと主舞台の上には2cmぐらいの水が張られていて,歩くたびにびちゃびちゃ.
なるほど,あの高い舞台で歌う歌手のために二階席にもモニターがあるのか.
い.無調音楽の上にシュプレヒシュティンメが多用されているから,オペラというか演劇というか・・・
歌いはしないけど(最後の二言三言以外)マリーの子供が,結構演技が求められる演出になっていたのだけど,この子が思いっきり可愛い上に,いい仕事してくれるのよ.もう,この子のために星一つサービスしちゃいたいぐらい.
この曲は演奏会形式かCDのほうが良いかも.

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