2010年12月30日木曜日

ミハイロフスキー劇場 ジゼル☆☆☆☆☆

2010年12月28日 ミハイロフスキー劇場 ジゼル☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール

ジゼル・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
アルベルト・・・・・・・ファルフ・ルジマトフ
ハンス・・・・・・・・・ウラジーミル・ツァル
ミルタ・・・・・・・・・オリガ・ステパノワ

年末も押し迫ったときに名演でした.シェスタコワは可憐な少女,発狂する女,乙女の亡霊を見事に演じていたし,まったく危なげのない踊りと演技でした.ただ,ポアントシューズが調子悪かったのか,肝心のシーンで,しかも静かなパ・ド・ブレでシューズが「ギューギュー」なる事があったのが残念.
ステパノワのミルタは見せました.登場シーンは漂うようなパ・ド・ブレが要求されるのですが,全くぶれないで,まるでスライディングステージに乗って出てくるのではないかと思うようなパでした.
さて,一方「まだ踊りたい」からミハイロフスキーの監督を降りたルジマトフ,踊りは見事ですが,リフトに高さがないのと,力が入っているのが残念でした.ルジも若くないのだから,無理しないで後進に任せればいいのに.

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