2010年12月7日 売られた花嫁☆☆☆☆☆ 於 パリ国立オペラガルニエ宮
Mařenka・・・・・・・Inva Mula
Jeník・・・・・・・・・Piotr Beczala
Vašek・・・・・・・・・Andreas Conrad
Krušina・・・・・・・・Oleg Bryjak
Ludmila・・・・・・・・Isabelle Vernet
指揮・・・・・・・・・Constantin Trinks
演奏・・・・・・・・・パリ国立歌劇場管弦楽団
やっとのことで,パリオペラ座でのオペラ鑑賞.ギリギリにチケット手配したので,微妙な席でしたが,堪能してきました.
演目は,この夏演奏会形式ながら,初めて見て感激した「売られた花嫁」.主演は数年前のエイプリルフールに「印旛村名誉村民に決定」と言われた,インヴァ・ムーラ.
さた,ガルニエ宮に着くと,もう開場してました.DVDでお馴染みのプログラム売りやら,案内のおねいさんやらがいます.
入場の時は,バーコード照合で,半券をもぎったりしません.で,なんであんなに案内のおねいさんがいるのか,解りました.
とにかく座席が細かいブロックに分かれていて,しかもそのブロックに行くための通路は一つしか無く,自分の座席に着くために回り道は出来ないので,おねいさんの指示するとおりに進まないと,座席にたどり着かないのです.
その細かいブロックごとにクロークやバーコーナーがあるみたいです.
バーコーナーと言ってもドイツの歌劇場の立派なカウンターとは異なり,ホントにささやかな物です.
ま,このような面倒くさい劇場の上,シャトレ劇場と同じく3分ごとに地下鉄の音,多分オペラを見る環境としてはバスチーユのほうが良いのでしょう.
で,花嫁は,とても面白かったです.書き割りにLEDだけの簡単な装置だけど,十分きれい.
歌手も東ヨーロッパ系が多いので,発音にも違和感が無く.インヴァ・ムーラの声がいまいち細くて通らなかったのが残念ですが,楽しいプロダクションでした.
「売られた花嫁」はドイツ語圏で人気の高い作品です.日本でもそこそこ知られています.こんなコンパクトなプロダクションなら新国でレンタルすれば,言い作品に仕上がるのではないかと思うのだけど.
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