2011年11月23日水曜日

ルサルカ☆☆☆☆☆

2011年11月23日 ルサルカ☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

ルサルカ・・・・・・・・・・オルガ・グリャコヴァ
王子・・・・・・・・・・・・・ペーター・ベルガー
水の清(ヴォドニク)・・・・・ミッシャ・シェロミアンスキー
イェジババ・・・・・・・・・・ビルギット・レンメルト
公女・・・・・・・・・・・・・ビルギッテ・ピンター
指揮・・・・・・・・・・・・・ヤロスラフ・キズンスク
演奏・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

 オペラシティも新国もすっかりクリスマス仕様でした.
さて,三年前,ノルウェーの国立オペラで初演されたプロダクションのレンタルです.
こぢんまりとした装置なのに,舞台は二面使います.
序曲が始まるとすぐに幕が開き,舞台には家があって,女の子がベッドに入るところです.その舞台が奈落に落ちると,奥舞台が前に出てきて話が始まります.
本編はこの奥舞台だけで進みます.
歌手はみんなルサルカを持ち役にしているので,何の不安も無く見られます.
このオペラではイェジババや公女は,臭いぐらいのスラブ声のほうが良いので,少し物足りないけど,迫力は充分にありました.
幕開けの合唱,八百屋なのに舞台にたくさんの車輪付きベッドが出てくるので「滑り落ちてこないか」心配でしたが,レールにくくりつけられていました.
全く変化しない,この舞台の装置を照明だけで「王宮」「水の中」「森」に見せるのは見事.
本来なら水に沈む法事を殺さない演出.最後にルサルカは緞帳前のスペースにでて,舞台は奥に下がり,下から舞台が上がってくる・・・・・・・・?夢オチ?
最後はちょっと気に入らないけどきれいな舞台だったのと,やっと見られた「ルサルカ」に感動なので星五つです.
昨日は,演出家,衣装,照明の三人がホワイエで行ったトークイベントがustreamで放映されたり,このプロダクションには力入れているみたいですね.
でも,レンタルだから・・・・・・

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