2011年11月1日火曜日

猿の惑星:創世記☆☆☆

猿の惑星:創世記☆☆☆

猿の惑星第一作は,1968年製作だったのね.
さて,猿の惑星シリーズの何作目だかで,なぜ地球が猿の惑星になったかが語られたけど,その時には「病気が流行ってイヌネコが死滅し,霊長類をペットにした.」と言うことだった.神話なんかいくらでもバイアスがかかるから,実際に死滅するのが人間でもなんの問題も無いけど,そして,遺伝子の改変により,賢いチンパンジーが現れてもおかしくは無いけど・・・・・サイエンスの部分が突拍子も無いから,リアリティゼロ.
普通遺伝子を組み込むときはベクターを使うけど,活性のあるウイルスを使うことは無いし,そのウイルスを静注で入れることも無いし,翌日には結果が出ると言うことも無いだろうし,数年もたってから抗体が出来るというのもおかしいし,絶滅危惧種のチンパンジーがシェルターに何十匹もいるのも不思議だし,研究所で実験用に飼われているチンパンジーがいつの間にか妊娠しているなんてのもあり得ないし.
でも,テンポが良くて,すっきりする終わり方なので,退屈しないですし,見て損はありません.感動はしないけど.
最後は細菌テロの話になってしまうけど.

0 件のコメント: