2012年1月31日 ボリショイ・バレエ公演 スパルタクス☆☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール
スパルタクス・・・・・・・・・・イワン・ワシーリエフ
フリーギア・・・・・・・・・・・スヴェトラーナ・ルンキナ
クラッスス・・・・・・・・・・・アレクサンドル・ヴォルチコフ
エギナ・・・・・・・・・・・・・エカテリーナ・シプリーナ
指揮・・・・・・・・・・・・・・パーヴェル・ソローキン
演奏・・・・・・・・・・・・・・ボリショイ劇場管弦楽団
凄かったーーーーー.ワシーリエフはじめコール・ドまで,廻る廻る,跳ぶ跳ぶ.体操の床競技見たい.
女子もよく上がり,しなる足.ルシア・ラ・カッラみたいな感じ.そして,ハチャトゥリアンの音楽.どう考えてもソビエトではなく,アルメニアの音楽.面白い.
こんなに興奮する作品とは思わなかった.
組曲と,アコスタのDVDをちょっと見ただけなので,殆ど初めて見る作品.踊りがアクバティックで,女子のビールマンスピン風や,男子の180度開脚とか後ろにCの字に反るジャンプとか.
で,もうワシーリエフがグラン・ジュテで舞台を横切るだけで大拍手.
装置は割と単純で,一面しか使わないし,奥のほうが少しだけ八百屋.釣天井風の紗のテントと紗幕で場面展開.所謂レパートリー物.オケもさすがに座付のオケ.感動するようなデリカシーはないけど,絶対に音は外さない名人芸.
これはもう,ワシーリエフのワンマンショーだから楽しかったのね.オシポワが相手だったらどうなっちゃうんでしょう?
まー皆さん,まだチケットは残っているようなので,残る2日も万難廃して行った方が良いわよ.
新国でもうすぐ始まる「こうもり」の指導に来ているルイジ・ボニーノさんや,新国立劇場運営財団の理事長が客席にいました.