LASIK難民なる言葉がある.
LASIKの手術後,視力が安定しないとか,目が痛いとか.
一番の問題は「LASIKを勧める眼科医が自分自身ではLASIKどころかコンタクトレンズもしていない」ところだった.
昔ソ連で視力矯正手術が流行ったとき,手術後20年ぐらいして失明する人が頻発し「視力矯正手術は術後長期の観察が必要」という意識が強くなり「症例数は欲しいけど術後の様子がわからないから」手術を勧めるばかりで,自分たちが受けることは無かった.
しかし,レーシックも術後の観察例が多くなり,眼科医も「どうやら安全そう」ということで眼科医も受けるようになった.
なんと言っても慶応の坪田センセ(ドライアイの権威)が自分の子供たちにも受けさせたと言うので,あたくしの中では安全フラグが立った.
坪田センセは今怪しい学会でも活躍しているけど,元々「白内障の手術をして眼内レンズを入れたお年寄りはなんでこんなにQOLが高くて元気なのだろう?」ところからアンチエイジングの世界へ入った人だし,当初からLASIKの危険性についてもはっきり言ってた.
「LASIKが危険なのでは無く,行う医師が危険な場合がある」と数年前からダンピングがはじまり「美容整形,包茎手術と同じ.未熟な医師が行うことが多く,失敗しても言いくるめられやすい」と嘆いていらした.
で,LASIK難民,本当に難民もいるとは思うけど,化学物質過敏症と同じで「あたしも,あたしも」が多いのじゃないかしら?大部分はヒステリーでしょ.アメリカなんかだと「自称グルソー過敏症」もいるし.
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