2015年2月8日 こうもり☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
アイゼンシュタイン・・・・・・・アドリアン・エレート
ロザリンデ・・・・・・・・・・・アレクサンドラ・ラインプレヒト
アデーレ・・・・・・・・・・・・ジェニファー・オローリン
ファルケ博士・・・・・・・・・・クレメンス・ザンダー
フランク・・・・・・・・・・・・ホルスト・ラムネク
アルフレード・・・・・・・・・・村上公太
オルロフスキー公爵・・・・・・・メヌエラ・レオンハルツベルガー
指揮・・・・・・・・・・・・・・アルフレート・エシェヴェ
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
3回めの上演だし,歌手はみんなフォルクオーパー系だから,歌もダンスも演技も達者.とても楽しめる公演でした.
序曲が始まるとオペラカーテンがゆーっくり絞り上げられるとイラストの書かれた紗幕.幕開きと同時に奥の照明がついて紗幕が上がるスタイルは,全幕同じ.
一幕はアイゼンシュタイン家の庭の東屋で,衣装はアールデコ風.
二幕はオルロフスキーの別荘.この装置がまた美しいのよ.
三幕はもちろん牢獄.
色々日本語も混ぜて,アイゼンシュタインは入獄前のご馳走は「スシ,サシミ,スキヤキ」を所望.ロザリンデは「あの日本人テノールの声にシビれるの」
よくよく見れば結構良いプロダクションじゃね?あたくしも,こうもりは二期会やら日本オペレッタ協会やら多数の公演を見てます.
次回の上演があったらお勧めします.
今回あたくしは珍しく二階席の中央を取ったのですが,隣に若いカップルが.どうやら久しぶり(あるいは初めて)のオペラのようでした.SNSに「ウィーンの雰囲気に浸ります.泡が効いてまいりました」というようなことをつぶやいていた.序曲が始まるとリズムをとったり.ところが,こいつら一幕だけ見て帰っちゃったのよ.ウィーンの雰囲気もシャンパーニュも二幕なのよ!!
ま,良いけど.
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