2016年3月4日 マリーゴールドホテル幸せへの第二章☆☆☆☆☆
マリーゴールドホテルの朝はオーナーによるゲストの点呼から始まる.年寄りの長期滞在者が多いので,生存を確認するため.
ひょんなことからインドのジャイプール,マリーゴールドホテルに英国の老人たちが住み着くことになったのが前作の話.
あれから三年,マリーゴールドホテルはうまく稼働していたが,経営を安定化するためには,事業の拡張が必要.しかし余分の金はない.
アメリカの投資会社でプレゼンを行うと,社長はなんとなく良い返事「hotel inspectorが鑑定してから決定する」
ジャイプールに戻ると早速品の良い紳士が予約もなしにチェックイン.経営者のソニーは根っからのバカだから,勝手に彼が鑑定人だと思い込む.少し先に「予約して」チェクインしたおねいさんを押しのけて良い部屋へ案内する・・・・・そう,Falty Towersと全く同じシチュエーション.
Falty Towersだと,鑑定人と思った人は結局鑑定人ではなくて,賄賂を渡そうとするところを本物の鑑定人に見られるというオチだったけど.
その話を軸にバカソニーの結婚話が進んでいく.
- ミュリエル・・ソニーと米国出張に行くも,アメリカの文句ばかり
- イヴリン・・・テキスタイルの買い付けに才能が有り,繊維貿易会社に誘われるも「この年で?」とためらう.
- ダクラス・・・イヴリンとの恋愛は「中学生か!」
- ノーマンとキャロル・・お互い火遊びしながらも仲良し.
- マッジ・・・・相変わらず複数の男を誑し込む.
さて,作家としてチェックインした紳士ガイ,演じるのはリチャード・ギア.
で結局,作家は本当に鑑定人,おねいさんはライバル会社の鑑定人.
最後には投資会社の社長まで現れて.
ガイはレポートを書いたら辞職し,ソニーのお母さんと仲良く.
みんながそれなりに幸せになる,ほんわか映画です.
最後はお約束のダンスシーン.
おすすめです.
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