長いこと,鹿島,香取の両神宮を参拝するのが夢でした.実際は鹿島神宮はかなり前に言ったことがあるのですが,当時はナマズを食いに行っただけだったので,あまり記憶に残っていません.おまけにどちらの神社も交通の便が良いとはいえない.
どちらも当今様はじめ,歴代の天皇が四方拝の時に拝む社であり,毎年勅使も使わされます.明治以前「神宮」と名前がついたのは「伊勢,鹿島,香取」の三社だけでした.鹿島,香取,両社とも,神武天皇の御代に創建されたと伝えられます.
潮来出身の友人がモデルコースを作ってくれましたが「香取神宮で時間を持て余すかもしれません」と.
自分でも色々検索したら,結構無駄のないコースが作れた.
東京駅 9:40 鉾田行き高速バス 10:51 香取神宮
徒歩 香取神宮から香取駅
香取駅 12:22 12:38 鹿島神宮駅
鹿島神宮駅 東京行き高速バス
鉾田行きのバスは,一日に数本しか無いけど,鹿島神宮駅から東京駅までは高速バスは20分毎に出ているので,時間を気にする必要はないし.
では早速
バスは首都高湾岸線から東関東自動車道に入り,佐原香取インターを降りると,すぐに香取神宮です.
バス停の前が,もう表参道になっています.
鳥居をくぐって
厳かな参道を登ると
狛犬のおわす総門を超えて
楼門をくぐり拝殿へ.
頂戴した御朱印です.
さて,続いて香取駅まで,距離にして約2km,普通に歩いて30分.東京人の脚力舐めるなよ.
香取神宮の裏には「日本の原風景」とも言えるような懐かしい風景が.信じられないでしょうが,都内の練馬区も,数十年前はこんな風景でした.
とても気持ちの落ち着く風景ですね.今日は気候もよく(気温は高めだけど湿度は低く)歩くのが楽しい天気でした.
野の花もキレイです.酢漿草の1種でしょうか.
歩くのが早いあたくしは,20分少々で香取駅についてしまいました.
無人駅で,簡易ICカード改札がついてますが,鹿島線内はICカード対応してませんので,使わないように.
乗車証明書の発券機があるので,それを一枚発券して置きましょう.
間違えてICカードを使ってしまった時は,鹿島神宮駅で取り消し処理してもらえます.
坂東太郎
薄らと筑波山が見えます.
北浦です.