2019年6月16日 マンモス展☆☆☆☆☆ 於 日本科学未来館
温暖化により,ロシア連邦サハ共和国の永久凍土からは.数多くのマンモスや哺乳動物の遺体が発掘されています.
殆どは氷河期のクレバスに落ちて死んだものと考えられています.
そして今回展示されている標本の殆どは,発見されたサハ共和国では見られません.なぜなら「凍結保存」が必要で,その温度で展示できる施設はサハ共和国にはありません.現地では博物館の冷凍保管庫にひっそり保管されているのです.
日本だからこそ,−20℃の展示スペースを作ることができる日本科学未来館だからこそできる展示です.
ま,それなりに面白いです.
あたくしは,マンモスはその形態などから「アジア象」に近いものと考えていましたが,今回初公開された「マンモスの鼻」の冷凍標本を見ると(鼻は他の動物の餌になりやすかったり,腐敗しやすいので,残ることが少ないらしい)アフリカ象の特徴をも持っていたのです.
見ごたえのある展示です.11月までほぼ半年やってますのでぜひご覧あれ.
その後,常設展も見ましたが,霧箱の前なら3時間は過ごせるあたくしでした.
知人が高エネルギー物理学を学んでいたのでKEK(当時はTristanと呼ばれてました)もCERNも行きました.
今日は天気が良いのに視界がよく,高いところで景色が見たいと思いました.
そう,科学未来館のそば,ゆりかもめの「テレコムセンター駅」前のビルの20階にある「ミナトリエ」,ほとんど360度の景色が見られます.
東京タワーとスカイツリーが同時に見られます.
こちらは丹沢方面です.
真ん中は房総半島の山,手前は中央防波堤裏,右は羽田空港.
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