クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ☆☆☆☆☆
於 東京都現代美術館
昨年の「シャネル展」がココ・シャネルにだけ焦点を合わせ,カール・ラガーフェルドを全く無視したのと反して,ディオール以後のデザイナーも取り入れた展示.世界中を回る中,東京での開催.
ディオールという人は,LGBTQの世界でもそれなりに有名です.ロベール・ピゲのアトリエで働いていた頃,ピエール・バルマンと出会い,徴兵でピゲのもとを離れ,戻ってきたのはルシアン・ルロンのクチュール,ここにもバルマンがいて,二人があまりにもイチャイチャするので,ルロンがバルマンを破門し,バルマンはディオールより先にクチュールを開いた.
その後クチュールを開いたディオールは,わずか10年ほどで逝去し(ゲイSMの性行為によると言う伝説もあった),サン=ローランが跡を継いだが,
サン=ローランはクーデター的に解雇され,徴兵へ.
その後マルク・ボアン,ジャン・フランコ・フェレ,ジョン・ガリアーノとデザイナーが変わりつつも繁栄を続けた.
で,この展示
- 点数がものすごい
- 基本的に写真撮影OK
- 展示方法自体が芸術
お勧めです.
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