2007年7月8日日曜日

ボルベール<帰郷>☆☆☆☆☆

オール・アバウト・マイ・マザー,トーク・トゥ・ハーも素晴らしい作品だったけど,この作品も凄いです.ただし,どの作品もクレジットのバックが「濃すぎる」きらいがあるけど.
そして,この映画も前二作と同じ「とんでもないことが起こり,どんどん人が死ぬ」のに,妙に希望のある終わり方をします.
女優さんたちがみんな素晴らしい演技を見せてくれます.
なぜ「帰郷」なのか,なぜ「帰郷」を歌ったのか.考えさせられます.因果応報もあります.
ペネロペ・クルスが良い意味で肝っ玉母さんを演じてます.とても綺麗です.この人はハリウッドでつまらない映画に出るより,こういった映画のほうが光るように思います.
女性を,母を賞賛する映画です.
最後のほうで「ベリッシマ」のアンナ・マニャーニがちらっと映ります.彼女こそマンマです.

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