欧米では車社会化が進みすぎて,車を運転できない,あるいはしない人が社会的弱者になってしまう問題があり,弱者保護の観点からLRTがどんどん普及しているのだけど,どうも市や県の説明が悪いのか,反対派がいると言うこと.
欧米ではかつて廃止した路面電車を復活させる町が増えているの.アメリカでもサンディエゴを始め多くの都市が復活させているようです.
あたくしはLRTの便利さを感じたのはドイツのケルンとデュッセルドルフなのだけど,最近の欧州のLRTの特徴は
- Park & Ride方式
- 信用乗車システム
- 市内はLRT最優先
- フィーダー路線を持つ
ケルンやブリュッセルは市内のトラム路線を地下鉄にしているけど,デュッセルドルフは各地から来た路線が市の中心を縦断するようになっているので,中心部では数分おきにトラムが来るし.そこの道路はトラム最優先で,トラムの運行を邪魔すると高額の違反金を払わなければならない.
信用乗車システムってのは改札が無くて,その代わり万が一検札時に切符を持っていないと,一切の例外無しで高額の罰金を払うシステム.
日本の田舎は郊外にでーーーーっかい駐車場を備えたショッピングセンターろ病院を作るから,駅前の商店街がシャッターだらけになるし,年寄りは通うこともままならない.
富山市は日本のLRT第一号と言っても良いのだけれど,JRの廃線を借用して,バリアフリーのLRTを走らせ,各停留所からはフィーダーのバスを走らせ,路線も駅前まで延伸することによってJR時代よりはるかに多い利用客を集めると同時に商店街の活性化も出来たとか.
東京でも南北の移動が不便な下町や多摩地区で導入を考えているとか.
特に江東区や葛飾区辺りは貨物線や廃線が残っているから,うまく結ぶと結構うまく行くんじゃないかしら.
同じように環七や環八を南北に結ぶのも良いと思うんだけどな.
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