現在のベストセラーベスト10のうち5個は携帯小説らしいのだけど,携帯小説は
- 読書家にはお金と頭とスペースの無駄
時間は盗られない.携帯小説は,読書家なら30分で読める.余白が多い - 横書き左開き
- ・・・・・・・が多く,会話で話が進む.地の描写が少ない
- 一人称,恋愛,失恋,セックス,レイプ,妊娠.DV,自殺未遂,不治の病,動物,死ぬ,がホンの1年ぐらいで起きる.これを社長はコンデンスライフと呼ぶ.
- 書き手のオツムが悪いので「実話」と言いながら「ありえねえ」設定.
「恋空」だと,抗ガン剤の副作用が「毛が抜ける」だけで「吐き気」も「痛み」も無い.10代20代の若者が,末期癌から5年ぐらい生き延びるなど(若いと数ヶ月でしょ)
情報源はテレビだけのDQNな設定.
一方,雫井脩介の「クローズドノート」は携帯小説を研究して書いた「携帯小説はこうでなくちゃ」な「なんちゃって携帯小説」なんだとか.
ベストセラーになっても「日本の文学には何の影響もない」そうです.でしょうね.
ま,携帯小説の映画化はことごとく外れてますから,良いのではないでしょうか>
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