2008年3月22日天然コケッコー☆☆☆
生暖かい映画です.ワンコイン上映だから見てきました.
生徒が小中学,合わせて6人しか生徒のいない田舎町の学校に東京から男子転校生が来る.
その時から,中学2年の主人公が高校にはいるまでの1年半ほどの出来事なんだけど.
設定されている村が,余りにも小さいので,あたくしなんて恐くて住めません.だって,お店で何を買ったか,昨日誰といたかが筒抜けのような村なんですもの.
そんな村で中学生の男女が二人っきりで行動するなんて信じられない.しかも男の子の母親と,主人公の父親はかつて何かあったらしい.そんなのが噂にならないわけ無いじゃない.
この映画のような社会が平成の今,日本にあるとは思えないし,あるとしたら,ほとんど異国の話.
隣近所との距離があまりにも近い社会は,あたくしには住みよいところとは思えない.
かつてフェリーニがイタリアの田舎町の一年間の出来事を淡々と綴った「アマルコルド」が名作だったのと較べてはフェリーニに失礼だけど,イメージとしてはそう言う作品なのよね.
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