2010年1月1日 新春品川寄席 於 よしもとプリンスシアター
笑福亭笑助・・・・・・・・・・・延陽伯
桂 楽珍・・・・・・・・・・・・河豚鍋
桂 文珍・・・・・・・・・・・・老楽風呂
仲入り
ショウショウ・・・・・・・・・・漫才
桂 文華・・・・・・・・・・・・はてなの茶碗
柳家三三・・・・・・・・・・・・権助提灯
吉本興業による新春寄席.上方の落語がたっぷり聞ける良いチャンスです.
開口一番の延陽伯は東京で言う「たらちね」だし,河豚鍋も聞いたことのない話.おこもさんと言う差別用語を覚えました.乞食の意味だそうです.
老楽風呂(おいらくぶろ)は文珍の新作落語,「老人力」についての話で面白い.
ショウショウの漫才は上方独特の「どつき漫才」なので・・・・・?
「はてなの茶碗」も東京の寄席で聞いたことはありません.笑助と文珍は見台.膝隠し,小拍子を使ってました.
さて,お目当ての三三,「権助提灯」と言う前座噺のような軽い話でしたが,枕をたっぷりやって笑わせてくれました.
間男ネタの「閻魔様の前の三人」一人は妻が浮気をしていると思い,マンションの前でズボンをはきながら走る男に冷蔵庫を投げつけ殺した夫,もう一人は会社に遅れるからとズボンをはきながら走っていたら突然冷蔵庫が降ってきて死んだ男.もう一人は冷蔵庫に隠れていたら死んでしまった男.
2 件のコメント:
おそらく。「おこもさん」は。
放送で使えるギリギリの語。
もてぃろん「乞食」は不可。
よーするに言い換え語かと。
年末の浅草見番でも川柳師が言ってたけど「差別語が使えないと落語は存在できない.跛と躄は違うけど,言い換えたら両方共「足の不自由な人」唖と聾あわせて「聾唖」
あたくしは「差別用語愛好家」なので,殆どはわかるのだけど,隠亡とおこもさんだけ知らなかったの.
コメントを投稿