2010年2月6日土曜日

藤原歌劇団カルメル会修道女の対話☆☆☆☆

2010年2月6日藤原歌劇団 カルメル会修道女の対話☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール

ブランシュ・・・・・・・・・・・・・・出口正子
コンスタンス・・・・・・・・・・・・・佐藤美枝子
リドワーヌ院長・・・・・・・・・・・・佐藤ひさら
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・アラン・ギンガル
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

とても良くできたプロダクションです.東フィルもきちんとフランスの音を出してました.このオペラが好きな人は涙を流すプロダクションでしょう.
なにしろコロコロ場面が変わる作品なので,どうやって場面転換するかが見ものですが,カーテンを下ろすことなく実にうまく場面転換してました.
今回はアヴェ・マリアのあとで一度幕を下ろす二幕仕立て.二幕の前に当時の世相が文字で投影されて後半の開始です.
さて,最後のギロチンのシーン.一列に整列して跪く修道女たち,バックにギロチンのシルエット.シャーっと言う音とともにひとりずつ倒れて行きます.
ただ,その時に先の大戦の写真や「奇妙な果実」のような写真が投影されていたのが??
かなり上質の上演でした.こんな比較的マイナーなオペラが一年ほどの間に二回も上演される東京って凄いですよね.
残念ながら,あたくしはブランシュと言う女が大嫌いなので,感動は出来ませんでした.

インチキ霊能者の江原啓之が来てました.

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