2010年7月31日 新日本フィルハーモニー交響楽団 第465回定期演奏会 ☆☆☆☆☆
指揮・・・・・・・・・・・・・クリスティアン・アルミンク
Vn・・・・・・・・・・・・・・パトリツィア・コパンチンスカヤ
ツィンバロン・・・・・・・・・斉藤 浩
演奏・・・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団
リゲティ ヴァイオリン協奏曲 ☆☆☆☆☆
リゲティよ?解る?リゲティ.「2001年宇宙の旅」よ?どんな曲よ?と思ったのも杞憂.面白い曲でした.
割と小さい編成のオケとバイオリン.ppppp位のハーモニクスや,様々なピツィカート.いろいろな打楽器のいろいろな奏法.
ソロのコパンチンスカヤはドレスに裸足で,全身を使って演奏してました.
終曲にはカデンツァがあって,どこまで楽譜に書いてあるのかは解らないけど,ヴァイオリンに合わせて歌ったり,コンマスに挑みかかったり,パフォーマンスという感じでした.
終わった瞬間コパンチスカヤは「やった!」というふうに.場内は割れんばかりの拍手.本人も出来に満足しているんでしょう,満面の笑み.いいぞコパンチスカヤ!
さて,アンコールがまた可愛かった.
Jorge Sánchez-Chiong Crin
小鳥のさえずりのようなヴァイオリンと,つぶやくような人間の声.カワユス
さて,ここで,コンマス(イケメソ)引っ張り出して.
リゲティ ダンスとバラード
コンマスは靴と靴下脱いで,コパンチンスカヤと二人で,激しく,野獣のような演奏.これもよかった.
ヴェレッシュ 哀歌 バルトークの想い出に
日本初演だそうです.リゲティの師匠に当たります.
いかにも東欧な曲です.
コダーイ ハーリ・ヤーノシュ組曲 ☆☆☆☆☆
プレトークでツィンバロンの斉藤を呼び出して,バチと音の違いを説明していた段階で「不安」
初めて生ツィンバロンを聞いたのは
コットンのバチは柔らかく,皮とビニールテープのバチは硬い音がするとか.「コットンと皮は東急ハンズで買いました」と.アルミンクも笑う笑う.
さて,新日本フィルがいい音出すから予感的中,「ツィンバロンが聞こえない」辛うじて,「歌」の始めのほうだけ聞こえました.
でも,好きな曲ですから.
それと,やはり「歌」のところでアルミンクが歌う歌う.
さて,最近クラシックの演奏会というとすみだトリフォニーが多いけど,ここは本当にどの籍でも音がよい.
今日はアルミンクを見るために4列目で見てたのだけど,きちんと音が聞こえてきた.
色物ホールだと4列目だと頭の上のほうに音が抜けちゃう事が多いのだけど.
それと,新日本フィルの若手は,イケメソ率が高い.
0 件のコメント:
コメントを投稿