2011年6月9日 コクーン歌舞伎 盟三五大切☆☆☆☆☆ 於 シアターコクーン
薩摩源五兵衛実ハ不破和右衛門・・・・・中村橋之助
芸者妲妃の小万実ハ神谷召使いお六・・・尾上菊之助
笹野屋三五郎実ハ徳右衛門倅千太郎・・・中村勘太郎
若党六七八右衛門・・・・・・・・・・・中村国生
徳右衛門同心了心・・・・・・・・・・・笹野高史
歌舞伎というのは伝統芸能と同時に娯楽の部分も大きい.あたくしは,その歌舞伎の「娯楽」の部分が大好きなので,娯楽色が強く,芸術臭の少ない作品が好きです.
そういう意味で一番楽しめたのが,今は亡きスーパー一座の「大須歌舞伎」でした.
枡席で弁当やビールを啄みながら,「ありえねえ」ストーリーの歌舞伎を見る.
そのスーパー一座も数年前に活動を休止し,今同じように楽しめるのは,コクーン歌舞伎と平成中村座でしょう.
だから,とんでもないストーリーでも気にならないし,やたらと「実ハ」が出てきても平気なんです.
菊之助君はきれいです.橋之助,三田寛子の長男,国生くんをみているだけで「大きくなったのね」と親戚のおじさんのような気持ちになります.勘太郎も立派になって.
先日の新国「コジ」と同じ,本火・本水を使った舞台です.
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