2011年6月11日土曜日

学生食堂,社員食堂

先ほどテレビを見ていたら,「社食・学食・公共の食堂」というのをやってました.
学生の頃は,学食に本当にお世話になりました.関東のちょっと郊外にあったのですが,食堂の従業員は近所のおばさんが多く,「学生さん達に美味しいもの食べさせてあげるわよ」オーラが感じられたし,近所の人も自由に使えたので,ベビーカーに子供を乗せた奥さま達がランチしていたり,とても良い食堂でした.
農学部もあった校舎なので「本日のご飯は××農協のご協力で,○○県産コシヒカリを使用しております」なんていうのが張り出されていたりして.

幸い今も社員食堂がある職場で,しかも社員食堂の料理のレベルが結構高いので,給食会社さんには本当に感謝しています.
あたくしも半年ほど八重洲の社員食堂がない事業場にいた事がありますが,昼時は戦争状態の上に,メニューはどこへ言っても代わり映えしない.相席の上に食べ終わったら即出なくては行けない雰囲気.食事と言うよりは「餌」のイメージです. 結局毎日コンビニのおにぎりか,ドトールのサンドイッチになってしまったり.
あたくし,給食会社って,それなりに請け負っている会社の数も,働いている社員も多いから,本社機能でメニューを作って,一斉配信して,大量に共同購入した材料使って,同じ会社が請け負っている食堂は日本全国同じメニューなのかと思ってました.
しかし,実際は各事業場に派遣されている主任さん(店長さんとお呼びするらしいです)の裁量がかなり入るみたいで,店長さんが変わるとメニューががらっと変わったりします.「この間までの店長さんは中華が得意だった」「今度の店長さんは魚料理が得意みたいだ」なんて話してます.
定食と丼,そして麺類とバラエティにも富んでいるので「ゲッ,今日食いたいものねえよ」と言う事はまずありません.
「カレーフェア」とか「エスニック週間」などと言ったイベントもあったり,バレンタインデーにはチョコレートが配られたり,心配りも色々あります.
数年前のカレーフェアでは,あまりに辛いカレーを出したので,食堂が阿鼻叫喚の地獄絵図になった事がありましたが,ご愛敬.
今の店長さんはかなり若い方なのですが,偏りのないメニューを毎日作ってくださいます.
先日会社の安全衛生委員会が食堂の視察をしたそうですが,「不備を指摘する項目が全くない,完璧なまでに磨き上げられている」 状態だったそうです.
Googleだとか,体重計メーカーのタニタ,そしてアパレルのヨーガンレールなんかは社員食堂が有名ですね.

 重ねて御礼申し上げます.毎日美味しい昼食をありがとうございます.

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