2012年5月4日金曜日

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012

2012年5月4日 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012☆☆☆☆☆ 於東京国際フォーラムホールA(プーシキン)


リャードフ・・・・・・・・・・・キキモラ op63
スクリャービン・・・・・・・・・交響曲5番プロメテウス 火の詩 op60

pf・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・コロベイニコフ
G・・・・・・・・・・・・・・・カペラ・サンクトペテルブルグ
指揮・・・・・・・・・・・・・・ドミトリー・リス
演奏・・・・・・・・・・・・・・ウラル・フィルハーモニー管弦楽団

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン自体は前から知っているけど,興味のない作曲家や作品ばかりだったので,今まで行ったことがありません.また,この手の演奏会は観客の質も悪いので,食指が動きません.
今回はロシアがテーマですが,唯一興味が持てたスクリャービンのプロメテウス,照明付きです.
ご存じの方も多いと思いますが,プロメテウスには色光ピアノのパートがあります.実際にスクリャービンの生前使われたかどうかわかりませんが,音楽に合わせてキーボードを操作すると照明が変化するシステムでした.今回はそれの再現です.
まずリャードフのキキモラ.リャードフの名前だけは聴いたことがありますが,実際に曲を聞くのは初めてです. 曲の感じから,二十世紀を跨いだ頃の曲だろうなと思いましたが,ずばり,1909年の作品です.ま,特に記憶に残る曲ではありません.
さて,次のプロメテウス.指揮者が構えると暗転し,暗い中で曲が開始.奥の反響板とプロセニアム,そして左右の字幕装置を奥あたりに白のスクリーン.ここに照明が当たります.くるくる廻ったり奥から差したりいろいろですが,ちょっと単調か?そして,最後のトゥッティの後暗転して終了.
国際フォーラムのホールA(ラ・フォル・ジュルネ開催中はホールプーシキン)は5000人入る巨大な箱です.そもそも国際会議用のホールで音楽ホールではありません.あたくしは5列左側に座ったのですが,ピアノの音がPA語誌に聞こえてくるような感じで届きました.ウラル・フィルはいい音出していました.
ネオ屋台村が出ていました.こっちのほうが興味あったけど.
スクリャービンの全交響曲演奏でもあれば面白いのですけど.

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