2013年12月7日 ホフマン物語☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
ホフマン・・・・・・・・・アルトゥーロ・チャコン=クルス
ニクラウス/ミューズ・・・アンジェラ・ブラウアー
オランピア・・・・・・・・幸田浩子
アントニア・・・・・・・・浜田理恵
ジュリエッタ・・・・・・・横山恵子
リンドルフ他・・・・・・・マーク・S・ドス
コシュニーユ他・・・・・・高橋 淳
指揮・・・・・・・・・・・フレデリック・シャスラン
演奏・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
今年三回目のホフマン物語..最初の再演は見逃しているので,初演以来の10年振りです.良く出来たプロダクションだと思います.ミュンヘンのは冗長,二期会のはシューダンス版で軽すぎる.
基本的にエーザー版ですが,所々シューダンス版を加えた折衷版ですが,台詞は殆どありません.明らかにシューダンス版なのは,「輝けダイアモンド」と「六重唱」ぐらいでしょうか.
版の問題も,あまり突き詰めるとブルックナーになってしまうし.シューダンス版とエーザー版があまりにも違うし,その後も新発見が続々あるわけで.
ま,いわゆる序曲と言われる部分は,どの版でも使われてますが,そもそもこれがオッフェンバックの物では無い.何を持ってオリジナルというのか?
最初のシーンでステッラが出てこないのですっきり物語に入れます.歌手がみんな凄かったです. 演出は意味不明の部分が多いのだけど,照明はきれいだし,三人の女性の誰かを「キチガイ」にする安易な演出では無いのが良いです.
最後のApoteoseも思い切り盛り上げて終わります.
長丁場なので,幕間にちょっと軽食を.
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