2014年6月14日 パゴダの王子☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
さくら姫・・・・・・・・・・奥田花純
王子・・・・・・・・・・・・奥村康祐
皇后エピーヌ・・・・・・・・長田佳世
皇帝・・・・・・・・・・・・山本隆之
道化・・・・・・・・・・・・福田圭吾
指揮・・・・・・・・・・・・ポール・マーフィー
演奏・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
ビントレーの芸監としての最後の作品.まー泣かされました.最後を知っていると,一幕から泣けます.
皇帝皇后とさくら姫が兄王子を見送るシーン.兄王子はサラマンダーになってガムランの国に逃げます.
さくら姫と結婚したい4人の王,ローズアダージョですよ.明らかに銃を貢ごうとするヤンキー,石油を売り込もうとするロスケ,阿片を持ってきたチャンコロ,象牙の黒んぼ.そこへサラマンダーが現れてさくら姫をさらう.もちろんさくら姫も皇位狙いの外国人よりサラマンダーの方がマシだと考える.
艱難辛苦乗り越えてパゴダの国へ着く.兄との回想シーン・・・・・・泣けます,滂沱です.主役二人と子役二人が同じ振りで踊ります.
「子供の頃兄ちゃんとこうやって遊んだだろ?」
「思い出した,この人は兄ちゃんだ」みたいな
で,兄サラマンダーと国に帰り,四王と皇后を倒して,皇帝も立ち直る.PDD踊って大団円.最後は道化のかっとび踊り.道化の福田圭吾くんが可愛い可愛い.しかもかっとび系の踊りが凄いし.
若手の主役二人,タッパもあってプロポーションも良いから踊りが映える映える.ま,難しいリフトはちょこっともたついてましたが.
休憩時間,楽屋に向かうビントレー氏を見かけたので,思い切りお礼と「I shall miss you very much, very soon」と伝えました.
ぜひこれからも上演して欲しい作品です.
あたくしはオペラもクラシックもバレエも,モーツァルト,ベートーベン,ブラームス,ブルックナーがダメ.マスネー,ヤナーチェク,大好きなぐらいの偏食で,バレエも「プティパ命」です.バランシン,アシュトン,クランコOKでノイマイヤー,マクミランダメなんだけど,ビントレーってアシュトン系なのよね.
0 件のコメント:
コメントを投稿