2017年4月2日 ジャッキー☆☆☆☆
ジョン・F・ケネディの夫人ジャクリーンの,ケネディ暗殺から葬儀までを描いた映画.珍しくスタンダードサイズで尺も短め.TV映画かと思ったら,アカデミー賞にも関わっているようなのでちゃんとした映画.
で,ケネディが死んだら「ただの人」になってしまうジャクリーンが,ジョン・F・ケネディという人物を歴史に残すため,葬儀を演出する様子,そして自分と子供を守るための活躍と暗躍.
リンカーンの葬儀を調べ,同じように「行進する」と無理を言い,ケネディ家の墓地ではなくアーリントンに埋葬すると我侭を言い,そしてそれを世界中に中継することで記録に残した.
「今はテレビがあるのよ」は「今はネットがあるのよ」と同じ気持ちだったのでしょう.
でも,そんなにケネディを世間の記憶にとどめたにしても,自分はすぐにオナシスと再婚してしまうのよね.
そこまで映画にしたら面白かったのに.マリア・カラスも含めて
ジャッキーがテレビ局をホワイトハウスに呼んで紹介した番組の声をそのままナタリーポートマンに当てての映像は面白かった. ちょっと肘が開いた歩き方,Non-Rhoticな話し方,ジャッキーをうまく真似してたし,ナタリー・ポートマンの演技は良かった.素人臭い「レ・レ・ランド」なんかよりよっぽど上手いと思った.
暗殺当時,ジャッキーが気ていたシャネルスーツはシャネルの協力で再度作られたようです.ジャッキーの洗面台にはゲランの香水がたくさんおいてありました「Vol de Nuit」とか「Shalimar」とか
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