2017年4月9日 LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 ☆☆☆
あらすじだけ見ると「感動大作」なんだけど,確かに泣けるけど・・・・しょぼい.
インドで迷子になった子供が,孤児院に保護され,オーストラリア人の養子になり幾星霜,GoogleEarthで自分の生まれ育った街を見つけ,25年ぶりにそこへ帰り,生き別れた母親に会う.ね?感動しそうでしょ?
でもね,上映時間の半分が迷子になってから引き取られるまで.これが殆んど「火垂るの墓」いつの時代?1980年代よ.しかも主人公サルー,かなり残念な子供.私も幼少の砌,上野動物園で迷子になったことがあるけど,きちんと自分の名前と住所( 区名ぐらいまで)は言えたけど,こいつは自分の名前もうろ覚えだったのよ. しかも親は文盲.いくら新聞広告出したって親は見つからないよ.
で,現代になって,尺の半分がガールフレンドとの痴話喧嘩とメンヘルな弟(こいつも養子)との罵り合い.結局「感動」の部分は妙に時間短縮.
もう少しなんとかできなかったのか?
最後に「子供たちのために寄付を」のスーパー.宛先が悪名高い「 日本ユニセフ協会」
アグネスの贅沢のために金は出せません.
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