2017年6月24日 ジゼル☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
ジゼル・・・・・・・・・・・米沢 唯
アルベルト・・・・・・・・・井澤 駿
ハンス・・・・・・・・・・・中家正博
ミルタ・・・・・・・・・・・本島美和
指揮・・・・・・・・・・・・アレクセイ・バクラン
演奏・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
ま~~〜〜驚いた.ジゼルごときで感動しちゃいましたよ.まず指揮者が最高.音楽が,東フィルが,バレエの伴奏なのに見事でした.バチッと合ってました.音も見事に鳴ってました.
で,米沢唯ちゃん見事なジゼルでした.可憐な踊り,そして狂乱の場の,狂うまでの演技.
二幕の浮いているかのような踊り.そして,その唯ちゃんをサポートした駿くん.
駿くんはとにかく華がある.入団直後から「すぐにプリンシパルだな」と思ったら来シーズンはもうプリンシパルです.
で,あの細い体で見事に唯ちゃんをサポートしてました.
かつてルグリが「二幕のジゼルは幽霊だから浮いていなければいけない.持ち上げてはいけない」と強調してましたが,まさにその通り.
「世界一可愛いウドの大木」マリインスキーのシクリャロフが,最初から最後まで「どっこいしょ」「よっこらしょ」だったのに.駿くんのアルベルトは浮いて飛んで行きそうなジゼルを下から捕まえているような,本当に浮いているような踊りでした.
そしてコール・ド・バレエの美しさ.アラベスクで片足ぴょんぴょんで交差する所,珍しく拍手喝采でした.(マールイの時は結構拍手あるけど)
終演後も喝采喝采.いつもならさっさと帰るあたくしも,今日は客電点くまで残りました.
この公演見なかった人,損したわよ.
長年のバレエ仲間,マダムとムッシュにも久しぶりにお会いしました.お二人は最近はプレミエでご鑑賞だとか.ホリデーのあたくしとは日程が合わないことが多かったのですが.お二人が「ボリショイもパリオペも最近は見る価値がない.世界最高のバレエ団は新国よ」同意.
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